マグナインターナショナル 【MGA】 の株価紹介記事です。
[box05 title=”株価まとめ“]
- 第3四半期決算の売上高、EPSは予想を上回った
- 韓国の自動車大手LGと共同でEV向けの駆動部品で合弁会社を設立
- ARKが20年12月24日に新規買付
- チャートは新高値更新中!
- カナダの大手企業でEV関連に投資したい方はオススメの銘柄
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約3分くらいで記事を読むことができます。
MGAは韓国のLGと共同でEVの合弁会社を設立しました。
このニュースを聞いて面白そうな銘柄だ!と思ったので、取上げることにしました!
EV本体をはじめ、充電メーカー銘柄の株価は上がりまくっています。
例えば、中国の電気自動車NIOや充電スタンドのBLNKなどは2020年YTDで10バガーを達成しています。
電気自動車となれば、金の匂いを嗅ぎつけた投資家がbuy buyムードになることを期待しています。
[box02 title=”この記事でわかること“]
- 簡単な事業紹介
- 最新の決算情報
- 新規会社について
- 短期、長期のチャート分析
- ARKの買付数
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まずは、株価情報を確認しましょう!
マグナインターナショナル 【MGA】 株価情報
[box01 title=”まとめ“]
株価:70.630
市場:NYSE
PER:47.1倍
PBR:2.1倍
収益性
ROA:4.4%
ROE:1.7%
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通常、電気自動車銘柄は赤字になりやすいのが特徴です。
しかし、MGAは他の事業がしっかりしているので赤字ではありません。
今まで赤字で投資を敬遠してきたNIOやBLNKといった銘柄を買わなくてもすみます。
僕は安心して投資できる電気自動車銘柄はTSLAの他にMGAしかないと思っています。
1年チャート
出典:Seeking Alpha
1年チャートで見ると+27%と他のグロース株に比べ、株価は上がっていません。
僕は、チャンスはまだまだあると思っています。
次に事業内容を紹介していきます。
マグナインターナショナル 【MGA】 事業内容を紹介!
1957年に設立されたカナダの総合自動車部品メーカーです。
部品業界では、ドイツのボッシュ、ドイツのコンチネンタル、日本のデンソー、ドイツのZFに続き、世界第5位の規模です。
2019年の売上は3.9兆円ほどで企業規模は大きいことがわかります。
他社ブランドの部品を製造する「OEM」と呼ばれるビジネスモデルです。
納入先はGMやBMW、VW、Fordなどに卸しています。
<セグメント>
・ボディエクステリア&ストラクチャー
・パワー&ビジョン
・完成車
・座席(シートなど)
セグメントで見ると全て車の部品に関連するものですね。
半導体製造みたいに自動車のファブレス化が進めば、マグナインターナショナルのような受託生産企業は一気に業界のリーダーになれます。
ファブレスとは自社の工場を持ってない企業を指します。
例えば、任天堂やNVIDIA
イメージは台湾セミコンダクター (TSM) のような企業を目指して欲しいです。
目玉ニュースとして、最初のまとめにも記載しましたが、韓国のLGとeモーター、インバイター、車載充電器を製造する合弁会社(JV)を発表しました。
LGMagna e-Powertrainと呼ばれる新会社です。
今回の新会社により、MGAの電気パワーシステムと世界クラスの自動車製造ノウハウとLGの強み、eモーターとインバーターのコンポーネント開発が融合しました。
LGはシボレーEVとジャガーi-Pase向けにコンポネートの提供をしています。
コンポネートとは、自動車1台を構成する主要パーツの集合体を指します。
MGAの次期CEOスワミーコタギリ氏は・・・
「2社を組み合わせることで、投資効率と市場投入までのスピードを向上させ、電動パワートレイン市場を加速することができる」
と発言しています。
将来的に電気自動車の生産がファブレス化したら、No.1になれる実力を持った企業だと思います。
決算情報 Q3
2020年第3四半期は11月6日に発表されました。
売上高もEPSも予想を上回ることができ、好決算を叩きだしました。
細かい数字も紹介していきます。
[jin_icon_like color=”#e9546b” size=”18px”]1株当たりの利益 (EPS)
予想:$1.37
結果:$1.95
[jin_icon_like color=”#e9546b” size=”18px”]売上高
予想:9.11B
結果:9.18B
前年同期比-2%
[jin_icon_like color=”#e9546b” size=”18px”]第4四半期予想
売上:$9.95B
EPS:$1.91
コロナ禍で世界的な自動車需要が落ち込む中、予想を超えることができたのは非常によかったと思います。
次の決算も期待したいですね!
過去2年間の売上ビート数
上回り:5回
下回り:3回
過去2年間のEPSビート数
上回り:6回
下回り:2回
決算には強くないですね。
市場予想を上回るほうが当然いいですが、モメンタム投資なら関係ないです。
上がり始めたらチャンスです!
四半期ごとの売上推移
データ一覧
決算期 | 売上高 | 前年同期比 |
2019/03 | 10591 | -1.90% |
2019/06 | 10126 | -1.50% |
2019/09 | 9319 | -3.10% |
2019/12 | 9395 | -7.30% |
2020/03 | 8657 | -18.30% |
2020/06 | 4293 | -57.60% |
2020/09 | 9129 | -2.00% |
単位(百万USD)
第2四半期はコロナ禍でかなり売上が減少しましたね。
第3四半期で自動車需要が戻りつつあるので良かったです。
トヨタも中国需要が戻ってきているので、今後の自動車産業はかなり期待できます。
マグナインターナショナル 【MGA】 チャート分析
<設定>
日足、週足
赤:25日
黒:50日
青:200日
RSI、MACDはデフォルトの設定です。
短期
買い推奨
新高値ブレイクをしました。
この付近で売買している方が少ないと思うので上値が軽くなります。
株価は一時的に一気に上昇することもあるかもしれないので損切りラインを決めて入るのも面白いかもしてません。
僕のやり方は最高値付近のオレンジ線を損切りラインに設定してトレードします。
ARKの買付
天才アナリスト集団ARKも12月24日に新規買付をしました。
僕は普段、ARKの売買記録をみていますが、知らない銘柄が新規でBUYになっていたので慌てて調べました。
ARKが買っているという事実だけで将来的に期待されている銘柄であることがわかります。
12月23日の新規会社設立のあとにARKが購入したというのも面白いと思っています!
長期
買い推奨
長期的にも買いだと思います。
時価総額が大きいため劇的な株価の上昇は少ないかもしれませんが、電気自動車の部品を受託するとなったら、株価は上がっていくと思います。
最後に
[box05 title=”株価まとめ“]
- 第3四半期決算は売上高、EPSは予想を上回った
- 韓国の自動車大手LGと共同でEV向けの駆動部品で合弁会社を設立
- ARKが20年12月24日に新規買付
- チャートは新高値更新中!
- カナダの大手企業でEV関連に投資したい方はオススメの銘柄
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振り返りをしましょう。
新会社設立のニュースが発表されたのが12月23日なので株価もまだそんなに反応していません。
電気自動車関連銘柄の株価上昇をみると非常に割安だと思っています。
新高値ブレイクをしたところなので、下落すれば再びボックス相場入りですが、損切りラインをしっかり決めて入ることができれば、面白いと思います。
電気自動車はAppleも参入し、さらに激化していきますがMGAのように共同で会社を設立することは増えてくると思います。
電気自動車銘柄は国策銘柄であり、今後のトレンドであることは間違いないので監視銘柄にいれてもらえると嬉しいです。
それでは、また
全ての情報には、記事作成者のバイアスがかかっています。
当記事の情報を鵜呑みにせず、ご自身でも必ず調べてください。
よろしくお願いします。
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