EVメーカー4選の紹介をしていく記事です
今回紹介する企業は▼の4つです。
- ニーオ (NIO)
- シャオペン (XPEV)
- LI Auto (LI)
- カンディ・テクノロジー (KNDI)
titleに【米国株】とつけていいか迷いましたが、今回紹介するEV銘柄はNASDAQに上場しているので米国株としました。
- EVメーカーの株価が短期間でどれくらい上がっているか
- 中国のEV政策について
- EVメーカー関連銘柄の情報
- バイデン候補のクリーンエネルギー政策について
それでは、順番に紹介していきます。
中国の電気自動車って実際どーなの?
中国の電気自動車の印象はみなさんどーですか?
僕は、日本車が大好きなんで銘柄を調べるまでは、完成度が低いハリボテの製品だと思っていました。
しかし、実際に調べてみると中国の電気自動車は僕が思っているよりも「工業製品」でした。
そこが、1番の衝撃でした。
中国では、EVを推し進める政策があります。
中国では、2035年までにガソリン車を排除する大いなる政策があります。
新エネルギー車が50%、残りの50%はHV対応の車です
中国の保有している車が、全て環境に適応した車になれば、水素、EV、HV市場はバカデカイものになります。
こういった国策のため、中国ではEV車の開発が盛んです。
NASDAQに上場している中国産のEV車を順番に紹介していきます。
ニーオ (NIO)

出典:NIO
中国で1番電気自動車を作っている会社です。
NIOは車の中でもSUVといわれるモデルを得意としています。
SUVは、スポーツ・ユーティリティ・ビークルといわれる車種で日本でも人気があります。
トヨタのCHRやマツダのCX5がSUVが分類されます。
NIOの車は、アメリカ、ドイツ、イギリスで販売されています。
株価は1ヶ月で89%ほど上昇しています。
資金がかなり集まっていますね。
1ヶ月で50%以上値上がりする銘柄はあまりありません。
NIOの詳しい事業内容や決算情報が知りたい方は▼記事を参照してください!

シャオペン (XPEV)

出典:XPEV
こちらは、主に中国で高級電気自動車の販売をしています。
NASDAQ上場企業です。
株価の1ヶ月の上昇は223%とNIOを凌ぐ速度で上がっています。
実際に取引をしましたが、ボラが激しすぎて短期でしか取引できませんでした。

プラスで終われてよかったです。
▼の記事では、詳しい事業内容や決算内容について調べています。

LI Auto (LI)

出典:LI
LIも高級電気自動車を販売しています。
NIOと同じSUV系統ですね。
なんと、画像の1台しか車種がありません・・・
LIは次の第4四半期決算で生産台数1万台を目指しています。
株価も絶好調で1ヶ月で105%の上昇をしています。
事業内容や決算情報が知りたい方は▼の記事で詳しく紹介しています。

カンディ・テクノロジー (KNDI)

出典:KNDI
KNDIの車は、今まで紹介してきた高級路線ではありません。
電気自動車を激安で販売をしています。
デザインは気に入りませんが、米国でも2車種販売しています。
価格帯は100万後半から300万円前後です。
株価は1ヶ月で97%ほど上昇しています
こちらも爆上がりですね。
個人的には、伸びしろは他の3銘柄に比べてまだまだあると思っています。
激安で販売しているという、3車にはない強みがありますし、株価も安いです。
ボラティリティは非常に激しいですが、リスクを取れる方は積極的に買ってみてもおもしろいかもしれませんね。
実際に取引をしましたが、短期投資です。

こちらは、公募増資を発表した翌日に上手く拾えたので運がよかったです。
▼でより詳しい分析をしています。

中国EVメーカーの株価が爆上がりしている理由は?
4車種を紹介してきましたが、株価が絶好調すぎると思いませんか?
絶好調な理由は、teslaがS&P500に採用されたことです。
SP500いりは2020年12月21日の取引からだそうです。
電気自動車がSP500に組み込まれたことで一気に電気自動車の関連銘柄に買いが集まりました。
例えば、フォークリフト用のバッテリーを販売しているプラグ・パワー(PLUG)、電気ステーションを販売しているブリンク・チャージング (BLNK) です。
PLUGは、1ヶ月で77%上昇、BLNKは1ヶ月で248%上昇しています。
爆上がりですね。
リスクについても確認していきましょう!
- 上がりすぎている銘柄が多い
- 米国でクリーンエネルギーの政策が議会に承認されないリスク
1番のリスクは、もう上がりすぎてしまっていることです。
一気に株価が上がったため、一旦はどこかで調整があると思います。
NIOを始め、財務諸表が悪いので下がるときは1日で30%減の可能性も大いにあると思います。
2つ目のリスクが米国議会で承認が通らないというものです。
ジョーバイデン氏の政策として、4年間で2兆ドル(215兆)を投入する予定です。
EV関係の政策は、充電50万ヶ所、ゼロエミッションスクールバス50万台、住宅は150万戸の建設を目指しています。
2020年11月の大統領選はバイデン候補でほぼ決まりですが、上院が共和党が過半数を達成しました。
議会の承認がないと、EVのような環境銘柄が売られる可能性もあるのでご注意ください。

まとめ
電気自動車の未来は明るいです。
財務諸表が悪い銘柄でリスクは高い銘柄たちばかりですが、リスクを取れる方にとっては面白い銘柄だと思っています。
僕は、ボラの乱高下には耐えられないので、短期投資をしましたが、ずっと握っていられる方は本当にすごいと思います。
電気自動車銘柄の次に来る分野はどこになるのか、探していきたいですね!
それでは、また
当記事の情報を鵜呑みにせず、様々な方の意見を参考にしてください。
よろしくお願いします。