LI Auto (LI) の株価情報の記事です。
- 第3四半期は予想を下回った
- 第3四半期の出荷台数は8,660台
- 第4四半期の販売台数は11,000台~12,000台
- 財務はボロボロ・・・
- 中国電気自動車があつい
- リスクを取れる方は、面白い銘柄かも
※LI Autoのことは、ティッカーのLIと略称をします。
LIは電気自動車を販売している中国企業です。
NIOやシャオペン(XPEV)と並んで、株価絶好調の銘柄ですね。
この記事では以下の悩みを解消することができます。
- LIってどんな会社なの?
- LIの決算情報を知りたい
- LIの株価が好調な理由を知りたい
- LIの車の販売台数が知りたい
この記事にたどり着いた方は、「NIOの株価が高騰しているから他の電気自動車ってどーなんだろ?」って思っている方が多いと思います。
事業内容から決算情報までこの記事で網羅しているので最後まで読んで頂けると嬉しいです!!
それでは。順番にみていきましょう!
Li Auto (LI) ってどんな会社なの?
LIは電気自動車を販売している中国企業です。
NIOと同じく、需要がある高級の中型クロスオーバーSUV を販売しています。
中国の北京に本社を置き、江蘇省常州で製造をしています。
CEOのLiXiangが2015年に会社を設立し、2020年7月30日にNASDAQに11憶$で上場をしています。
競合他社のNIOについても紹介しています。
NIOの株価も2020年は10バガーを記録し絶好調なので、競合調査をしている方は参考になると思います。

Li Xiang One

出典:LI
LIが唯一販売している自動車です。
LIの電気自動車はNIOのような100%電気自動車と異なり、ガソリンと電気のどちらかで走行することができます。
日本でもおなじみのハイブリッド車に似ていますね。
<スペック>
車種:中型SUV
乗車人数:6~7人
エンジン:1.2リットルガソリン、ターボチャージャー
:リアに電気モーター
出力:326馬力
走行距離:700キロ (電気のみで180キロ??)
長さ:5020mm
幅:1960mm
高さ:1760mm
価格:6万ドル (600万ちょいくらい)
※公式サイトの数字ですが、直訳のため数値の変動があると思います
あくまでも参考値でお願いします。
<内装>

出典:LI
高級電気自動車のコンセプトなので内装は豪華ですね。
写真で見るかぎり、1回乗ってみたくなるような高級感です。
車全体の完成度は日本車のほうが、はるかに優れていると思いますが、複雑な構造をもつハイブリッド車を市販化させたのはすごいと思います。
日本車は世界有数と思っていると、電気自動車の分野で中国に痛い目にあうかもしれませんね・・・
NIOやLIの他にもシャオペン (PXEV) という競合他社がいます。
シャオペンの株価も1ヶ月で100%以上、上がっているので参考にしてください。

Li Auto (LI) 株価情報
株価:31.200
市場:NASDAQ
時価総額:26,094百万USD
PER:-倍
PBR:28.9倍
収益性
ROE:-29.8%
ROA:-19.1%
赤字なので収益性は無視しましょう
6ヶ月チャート

2020年11月15日現在で89%ほど成長しています。
S&P500の指数と比べても大きくアウトパフォームしていますね!
リスクがとれる方は、投資してみてもおもしろいと思います!!
激安な中国製の電気自動車はいかがですか?
カンディテクノロジーは中国とアメリカに100万円台で購入ができる電気自動車を販売しています。

LI Auto 2020年第3四半期決算情報
まずは結果からみていきましょう
3Qは2020年11月13日に発表されました
予想:358.99M
結果:294.79M
予想:-$0.04
結果:-$0.19
販売台数:8660台(+31.1%)
第4四半期ガイダンス
売上高
予想:520.87M
1株当たりの損失 (EPS)
予想:-$0.06
販売台数:11,000台~12,000台
参照:Seeking Alpha
今回の第4四半期決算は、売上もEPSも予想を超えることはありませんでした。
残念ながら、決算は落としました。
唯一の救いは、販売台数は1万台の予想をしています。
決算で株取引をしている方は、LIの株は買いではないと思います。
この記事を書いているのは2020年11月15日です。
決算後、はじめて市場が開く2020年11月16日はどーでしょうか・・・
ホールドしている方で含み益がある方は見極めの時期ですね
LI Autoの株価が好調な理由は?
今後の株価は読めませんが、上場してからLIの株価は好調です。
ここからは、個人の見解ですので参考程度でお願いします。
僕はLIの株価が高騰している理由は2つあると思います。
1つ目の理由は、tesla株が暴騰したことです。
株式分割後のteslaの株価は落ち着いていますが、2020年の株式市場においてteslaの役割は大きいです。
投資家がteslaの次の電気自動車はどこだとなると中国の電気自動車連合しかありません。
期待で買われているのだと思います。

2つ目の理由はバイデン候補が大統領選で勝利したことです。
バイデン候補は、トランプ大統領に比べると中国への締め付けが弱くなることが予想されます。
中国企業の躍進が期待されるので、有望な電気自動車のテーマへの投資が加速していると考えています。
バイデン候補は、クリーンエネルギーに莫大な投資資金を投じるという報道もあり、クリーンエネルギーが買われています。
LIもクリーンエネルギー銘柄の1部なので買われたのかな?と思っています。

最後に・・・
- 第3四半期は予想を下回った
- 第3四半期の出荷台数は8,660台
- 第4四半期の販売台数は11,000台~12,000台
- 財務はボロボロ・・・
- 中国電気自動車があつい
- リスクを取れる方は、面白い銘柄かも
振り返りをしましょう
直近の決算は落としましたが、LIの株価は上がっています。
期待による上げが大半だと思いますが、LIは他の電気自動車にはない強みがあります。
それは、ガソリンでも動くということです。
中国の詳しいインフラ事情はわかりませんが、色々な記事を調べたところ、高速充電施設が不足しているといった内容がありました。
電気自動車オンリーに不安を抱えている方にとって、LIのXiang Oneは刺さるのではないでしょうか???
あくまでも個人の見解です(笑)
それでは、また
投資は自己責任でお願いします。
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