パランティア・テクノロジー 【PLTR】の株価紹介記事です
- 第3四半期は売上、EPS共に売上を上回る
- 株価は5日間で+50%
- ビジネスモデルが非常にユニーク
株価が2020年11月第4週の5日間で株価が+50%を記録した絶好調銘柄です。
※パランティア・テクノロジー をティッカーのPLTRと略称します。
- わかりにくいビジネスモデルを簡単に紹介
- 基本的な株価情報
- 最新決算について紹介
- PLTRの株価が絶好調な理由
PLTRがどんな事業をやっているのか簡単に紹介します。
株価は上がっていることは知っているけど、具体的な事業内容は知らない方が多いと思うので!
それでは、順番に紹介していきます。
パランティア・テクノロジー 【PLTR】ってどんな会社?
PLTRはビックデータを専門とするアメリカの公的ソフトウェア会社です。
アメリカのコロラド州のデンバーに2003年にピーターティールによって設立されました。
アメリカの中央情報局 (CIA)などの公的機関や大手会社のビックデータの分析データを提供しています。
日本からもSOMPOホールディングスや富士通が出資しています。
その他にも新型コロナウイルスの影響により、アメリカやイギリスと医療関連の契約を結んでいるようです。
PLTRのビックデータ技術は非常に優れていて、911テロの首謀者ウサマ・ビンラディンの捜査にもビックデータが使われました。
小ネタですが、社名のパランティアは「ロードオブザリング」の魔法からつけられているらしいですよ!
パランティア・テクノロジー 【PLTR】株価情報
株価:27.660
市場:NASDAQ
時価総額:51,944M
PER:-倍
PBR:41.5倍
収益性
ROE:-94.1%
ROA:-45.2%
赤字なんで収益性は無視してください。
2020年11月27日の情報です。
1ヶ月チャート

株価は、2020年9月末に上場したので1ヶ月チャートにしました。
1ヶ月で152%も上昇しました。
11月の第3週の5日間では50%以上も上昇しています。
なぜ、ここまで株価が上昇なのか???
株価が上昇した理由は2つあります。
- イギリス政府と新型コロナウイルス感染追跡システム
- バイデン候補が勝利目前
1つ目は、イギリス政府と新型コロナウイルス感染追跡システムを協議中というニュースが入ったことです。
イギリスではコロナの第3波が襲来していて、日本とは比べられないほど流行しています。
イギリスではコロナの追跡技術が不十分でPLTRの技術は歓迎されています。
2つ目の理由はバイデン候補が次期大統領になる確率がかなり高まったことです。
では、なぜバイデン候補が勝つとPLTRの株価があがるのでしょうか?
バイデン候補は国防の歳出を減らす政策を立てています。
PLTRは国防省の顧客の1つなので、従来型のソフトウェアよりも運用コストが安いそうです。
複数の理由が重なったことにより、PLTRの株価は暴騰しています。
パランティア・テクノロジー 【PLTR】決算情報
PLTRのことを知ったのがつい最近なので、過去の決算について評価することは難しいですが、これからも最新決算を随時投稿していきます。
PLTRの決算が今後もみたい!という方がいらっしゃたらブックマークをして頂けると励みになります。
米国株において1番重要なのは決算です。
売上とEPSの予想を超えられるか毎回確認しましょう!
理想は、次の決算の予想も超えられることが望ましいです。
第3四半期決算 ○
まずは、予想と結果をみていきましょう
2020年11月12日に第3四半期が発表されました。
予想:$289.37M
結果:$299.42M
(前年同期比+52%)
予想:$0.06
結果:$0.02
第4四半期ガイダンス
売上高:$300.80M
EPS:$0.03
出典:Seeking Alpha
今回の決算では売上もEPSも微増ですが、上回ることができました。
決算は好決算といってもいいと思います。
ただ、赤字は拡大してしまいました。
IPO銘柄なので赤字は目をつむりましょう!
ソフトウェア開発は莫大な資金がかかります。
上場後、5年以内には黒字を達成して欲しいです。

パランティア 【PLTR】株価チャート分析

<設定>
日足
赤:25日
黒:50日
青:200日
ボリンジャーバンド、MACDはデフォルトの設定です。
長期は、保有していて大丈夫だと思います。
PLTRは専門性に優れていて、なかなか他社が参戦しにくいです。
国防省から信頼を勝ち取るためには相当な製品力がないと難しいです。
僕なら長期でガチホします。
短期は、利益確定売りがそろそろ増えてくるかなと思っています。
さすがに5日間で50%の上昇はやりすぎです。
半分売ると楽になるかもしれませんね。
最後に
- 第3四半期は売上、EPS共に売上を上回る
- 株価は5日間で+50%
- ビジネスモデルが非常にユニーク
振り返りをしましょう
この会社は、やっていることがマニアックだと思いますし、まだまだ良いニュースも続くと思います。
いいニュースが続くといった理由は政府系が契約を結んでいるためです。
信頼性があれば、他の大企業からも契約を結ぶことができるので期待しかないです。
ボラが激しいので毎日ニュースは必ずチャックしましょう!!
それでは、また
全ての情報には、記事作成者のバイアスがかかっています。
当記事の情報を鵜呑みにせず、ご自身でも必ず調べてください。
よろしくお願いします。