3分程度で読めます
本記事は、決算やチャートは株探を使用しています。
決算またぎが不安すぎる・・・
決算またぎって、どんなリスクがあるの?
そんな方の参考になると嬉しいです。
株式投資をはじめると決算がやってきます。
多くの個人投資家は、自分が投資した企業の業績に注目しています。
決算前後は、決算が良くても悪くても株価が動きやすく、株価の値動きを狙う「決算ギャンブル」をする投資家もいます。
今回の記事では、僕が決算またぎをして失敗をした事例を踏まえながら、決算またぎのリスクについて解説していきます。
決算またぎってどんなリスクがあるの?

決算が良くても、株価が急落の恐れがある
決算が悪くても、株価が上がることがある
決算前後のチャートは荒れやすい
この中で僕の1番のいらいらポイントは、業績が好調なのに株価が急落することです。
超絶決算を期待したのに、翌日に株価が暴落すると「なんで?」みたいな思考に陥りました。
好決算なのに急落することがある
好決算なのに株価が急落するポイントは2つあります。
- 決算前の期待値が高すぎて株価が上がりすぎていた
- 市場の予想を下回った
期待値が高すぎて株価が暴落することがあります。
それが、今回僕の含み損が拡大した「ミンカブ」です。
決算前まで含み益が5万ほどありましたが、決算後に含み損が1万近くになってしまいました。
簡単に、ミンカブの決算をみていきたいと思います。
ミンカブは、2020年8月4日に第1Qの決算が発表されました。

素晴らしい決算ですね。
文句のつけようがありません。
決算前後の値動きは以下のようになりました。
8/4決算当日の終値 2,217
8/5決算翌日の終値 2,003
前日比 -9,65%
現実は非常で、214も下がってしまいました。
チャート

チャートで見ると、わかりやすいですね
決算翌日にジェットコースターのように落ちてしまったことがわかります。
決算またぎの暴落を回避する方法
今回、なぜミンカブの株価は暴落してしまったのか???
僕なりにまとめました。
- 決算前日にボリンジャーバンド+3σタッチしたら売る
- カイリ率に注目する
チャートには、ボリンジャーバンドという機能があり、数学的に株価の収束率を表しています。
3σは99.74%の確率で、ローソク足が収まるようです。
結果的に3σにタッチした後に、急速に株価が下落しました。
決算前日に3σタッチという明らかな暴落サインを見つけることができませんでした。
カイリ率についても解説します。
株価は、上昇すれば必ず調整があります。
25日線から離れれば離れるほど、株価が下にいく確率が高くなります。
この2つに気をつけていれば、暴落時のリスクに気をつけることができるのではないでしょうか?
決算が悪いのに株価が暴騰することがある

日本たばこ産業JT(2914)を参考にします。
JTは2020年7月31日に第2Q決算が発表されました。
JTの第2Q決算は配当は維持されましたが、全ての数字が-成長です。
好決算ではありません。
しかし、株価は上昇しました。

7/31決算当日の終値 1,812
8/1決算翌日の終値 1,949
前日比で+137.5値上がりしました。
当時の僕は、JTがあがるなんて想像もしていませんでした。
配当が維持されたことの好材料により株価が上昇しました。
決算前後のチャートは荒れやすい
8月4日のミンカブのボラティリティが半端ないです。
安値 1,787
高値 2,050
これだけ値動きがあると、取引がしにくいですね。
値動きが激しい相場に投資すると、自分の思わぬほうにいったりするので取引はおすすめできません。
最後に
決算が良くても、株価が急落の恐れがある
決算が悪くても、株価が上がることがある
決算前後のチャートは荒れやすい
決算またぎのリスクを紹介していきましたが、決算またぎは個人投資家の壁だと思います。
リスクを恐れるなら決算発表前に株を売ってしまったほうが、確実に利益は出せます。
ボリンジャーバンドやカイリ率のことを学べば、勝率も高くなるかもしれませんね。
それでは、また
投資は自己責任でお願いします。