株探っておすすめって聞くけど、詳しい使い方を教えて欲しい
上記のお悩みを個人投資家目線で解決します。
本記事の権威性
- 株式投資歴4年
- 複数の企業分析をサイトで紹介している
本記事の内容
- 株探の効率的な使い方の解説
- どんな株が10倍株になる可能性が高いのか解説
本記事を読み終わった後の変化
- 株探でどこの指標をみれば企業の業績が判断できるかわかるようになる
株探を使ったやさしいファンダメンタル分析


10倍株の定義
C 当期四半期のEPS(一株当たり利益)の増加と売上は上昇していること
A 過去3年間の毎年大きな収益増加があること
N 新製品など革新的なサービスを提供していること
S 株式の需要と供給は十分であること
L マーケットを牽引する主導銘柄を購入すること
I 機関投資家による買いが増加している銘柄を探すこと
M 日々の平均株価と出来高の動きを確認すること
このCANSLIMの要件を満たした銘柄が株価10倍の可能性が高くなります。
年間、当期四半期の売上高が前年比+20%伸びている株価を探そう
※レーザーテックの株価を使って説明します
※株探の画像を引用しています

赤く囲った部分に注目してください。
2018年からずっと年間成長率は+20%です。
10%の成長率でも驚異的な成長率ですが、10倍株は難しいです。
当期四半期の売上にも注目してみましょう。

19年10月12日と20年1月3日を比べてしまいがちですが、それはまちがいです。
必ず、19年1月3日と20年1月3日を見比べてください。
当期四半期の売上も+20%を超えていますね。
当期四半期、年間の売上ともに20%の成長率があることが重要です。
修正一株益(EPS)が当期四半期+20%以上伸びている株価を探そう
修正一株益とは、株式界隈でEPSと呼ばれ、重要な指標となっています。
この当期四半期のEPSが上昇する銘柄をオニール氏は推奨しています。
10%では、次の決算でマイナスになる確率もあるので、20%は欲しいです。
ROEが年間+20%以上増加している株価を探そう
ROEは企業の経営の上手さを表しています。
この数値が高ければ高いほど、企業の営業利益率は高くなります。
ROEが低いと利益率が低いので10倍株には程遠いです。
一般的にはROE8%以上だと投資価値があると思われますが、10倍株となれば難しいでしょう。
機関投資家の動向には常に気をつけよう
株価を押し上げるには機関投資家の買いが必須となってきます。
株探では、直近の機関投資家の持ち株を確認することができます。
大きな上げと下げがあるときは必ず確認するようにしましょう。
財務状況が健全な株価を探そう

財務状況が健全でなくては、株価は上がってもリスクがつきまといます。
財務状況も株探で調べられることができるので、決算のときは必ず確認するようにしましょう。
一般的に無借金経営がすばらしいですが、自己資本比率が急激に減ったときは要注意です。
そのときは、決算書をみて判断しましょう。

まとめ

株探はその他にも銘柄を探す機能に非常にすぐれています。
個人的には、銘柄分析は株探が1番だと思います。
- 売上、EPSの当期四半期の伸びが重要
- ROEは20%台であること
- 機関投資家の保有率をみよう
- 財務状況が健全な銘柄を選ぼう
全ての記事にはバイアスがかかっています。
投資は自己責任でお願いします。