米国株に上場している企業でオススメな3Dプリンター銘柄を紹介する記事です
[box05 title=”株価まとめ“]
- 次世代テクノロジー3Dプリンター銘柄が絶好調
- 決算が悪い企業もある
- テーマ性は抜群だが、リスクは高い
- 短期で狙っていきたい銘柄
- XONE、DDD、SSYSは業界リード銘柄
[/box05]
この記事は約3分程度で最後まで読んでもらうことができます。
今回、紹介する銘柄は上がりすぎていますが、関連株を調べるには最適だと考えています。
[box02 title=”この記事を読むメリット“]
- なぜ、3Dプリンター銘柄が好調なのかわかる
- 3Dプリンター企業がどんな事業内容なのかある程度理解できる
- ARKの3Dプリンティングのポジションがわかる
[/box02]
順番に紹介していきます。
3Dプリンターとは?
3Dプリンターとは、データを元に金属や樹脂を一層一層積み重ねながら、立体物を印刷することです。
データを元に自動で作成してくれるので、アイデアが固まって試作品を外注でお願いしていたものを3Dプリンターで簡単に作成してくれます。
コスト削減の面で大きく期待されています。
しかし、層と層の積み重ねなので強度が弱かったり、大量生産が向いていないなど課題は山積みな部分もあります。
課題がある3Dプリンターですが、次世代をリードする業界として世界中から3Dプリンター銘柄にお金が集まっています。
簡単に銘柄を紹介していきますね。
※株価情報は2月9日時点での数値です。
エクスワン 【XONE】
<YTD>
出典:Seeking Alpha
約1ヶ月ほどで株価が474%ほど上がっています。
凄すぎますね・・・。
XONEは2005年設立の企業でNASDAQに上場しています。
産業顧客向けに3D印刷機、3D生産に必要な材料、サービスを製造、販売しています。
XONEは金属、セラミックなどの両面で優れており、規格内のものは大抵再現が可能としています。
出典:XONE
自動車、航空宇宙、銃器、重機、エネルギー、医療機器など複数の産業用セグメントに製品を提供できます。
サポート面でも充実していて、24時間体制での3Dプリントサポート、長期メンテナンス、品質チェックなどアフターの整備も可能です。
簡単にですが、決算情報もみていきましょう。
決算情報 Q3
第3四半期決算は昨年の2020年11月5日に発表されました。
[jin_icon_like color=”#e9546b” size=”18px”]売上高
予想:$12.32M
結果:$17.40M
前年同期比+59.9%
[jin_icon_like color=”#e9546b” size=”18px”]1株あたりの損益 (EPS)
予想:-$0.20
結果:-$0.19
第3四半期は売上、EPS共に予想を上回ることができました。
好決算です。
CEOのジョン・ハートナーは
「新型コロナウイルス影響にもかかわらず、記録的な収益を残すことができた。」
「エキサイティングな新製品の発売が続いていることから、私たちの将来は楽観的」
と今回の決算は満足だったみたいです。
次回の第4四半期の見通しが2021年2月8日に発表され、売上がanalyst予想を超えるようです
[jin_icon_like color=”#e9546b” size=”18px”]売上高
予想:$16.74M
結果:$17M~17.50M
(2/9時点での暫定数値)
この発表を受け、1日で30%以上の株価上昇がありました。
XONEは3Dプリンターのリーダー企業だと思います。
スリーディーシステムズ 【DDD】
<YTD>
出典:Seeking alpha
約1ヶ月で399%株価が上昇しています。
こちらもXONE同様、凄まじい成長スピードです。
DDDは1986年に設立されたNYSE上場企業です。
サウスカロライナ州ロックヒルに本社を置いています。
世界中に3D印刷、デジタルソリューションを提供しています。
ステレオリソグラフィー、レーザー焼却、マルチジェット印刷、3D設計ソフトウェアなどが強みです。
以下の業種がDDDの得意分野です。
出典:DDD HP
さまざなな業種に対応可能ですね。
簡単にですが、直近の決算についても振り返りをしましょう!
決算情報 Q3
[jin_icon_like color=”#e9546b” size=”18px”]売上高
予想:113.98M
結果:135.15M
前年同期比-13%
[jin_icon_unlike color=”#e9546b” size=”18px”]1株あたりの損益 (EPS)
予想:-$0.22
結果:-$0.61
売上は予想を超えることができましたが、EPSは下回りました。
2019年の第一四半期からマイナス成長で決算がいい銘柄とはとても言えません。
出典:Seeking Alpha
年間の売上も下がっており、株価はYTD400%以上、上昇していますがリスクは高いと思います。
ストラタシス 【SSYS】
【YTD】
出典:Seeking Alpha
約1ヶ月で155%以上、株価上昇をした絶好調銘柄です。
XONEとDDDと比べると若干の見劣りはしますが、充分すぎるパフォーマンスだと思います。
SSYSは1989年アメリカのミネソタ州エデンプレーリーに本拠を構える3Dプリンターの専業メーカーです。
決算情報 Q3
第3四半期は2020年11月12日に発表されました。
[jin_icon_like color=”#e9546b” size=”18px”]売上高
予想:$122.14M
結果:$127.89M
前年同期比-18.8%
[jin_icon_like color=”#e9546b” size=”18px”]1株当たりの利益 (EPS)
予想:-$0.07
結果:-$0.05
今回の決算は売上もEPSも市場予想を超えることができました。
しかし、DDDと同じく売上がマイナス成長をしています。
CEOのYoavZeifは
「私たちの業界で最も強力な市場参入インフラストラクチャーを活用しながら、急速に成長した。」
「ポリマー3D印刷は市場をリードする」
と前向きなコメントを発表しました。
株価は上がっていますが、数字は出ていませんね・・・。
粗利益も52%から46%に下がっているので、悪化しています。
業績が下がった理由は、新型コロナウイルスにより、需要が低下したようです。
コロナ以前の需要が回復したら、業績は元に戻る見通しです。
Q2からQ3の売上は増加しているのでQ4は期待できそうですね。
出典:SSYS
最後に
振り返りをしましょう
[box05 title=”株価まとめ“]
- 次世代テクノロジー3Dプリンター銘柄が絶好調
- 決算が悪い企業が多い
- テーマ性は抜群だが、リスクは高い
- 短期で狙っていきたい銘柄
- XONE、DDD、SSYSは業界リード銘柄
[/box05]
3Dプリンターが最も優れているところは「どんなものでも作ることができること」です。
航空、宇宙、医療機器、自動車、金属機器、重機、銃器、宝石などあらゆるセグメントに3Dプリンターを販売することができます。
今回の3銘柄はARKの 3DPrlnting ETFの上位3銘柄でもあります。
出典:ARKgraph
この3銘柄から1銘柄を選べと言われたら、迷わずにXONEにします。
次回決算も予想を上回る暫定値が出ているので、期待できると思います。
ただし、株価が上がりすぎているのでリスクは高いと思いますが・・・。
みんなで爆益を目指せるといいですね!
それでは、また
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