デジタル・タービン 【APPS】 株価情報をわかりやすく紹介する記事です。
- 業績は絶好調!
- 2020年第3四半期決算は売上、EPS共に予想を上回ることができた
- 5年間で5000%以上、株価上昇した大化け銘柄
- ソフトウェアでオススメの銘柄
約3分程度で読んでもらうことができます。
2021年に発表された決算内容が凄かったので取上げることにしました。
ティッカーシンボルの 【APPS】 で紹介していきますね。
- APPSの基本的な株価情報が理解できる
- 最新の決算内容が知れる
- APPSに投資していいか判断材料になる
まずは、基本的な株価情報からみていきましょう!
デジタル・タービン 【APPS】 株価情報
株価:64.44
市場:NASDAQ
業種:ソフトウェア
ティッカー:APPS
PER:207.9倍
PBR:60.1倍
収益性
ROE:38.2%
ROA:17.7%
※株価情報はマネックス証券銘柄スカウターの数値を引用しています。
2021年2月3日時点での情報です。
高PER株ですね。
高PERは人気企業の証ですが、10年債利回りの上昇には注意しましょう!
基本的に決算が良ければ、長期で投資できる銘柄だと思っています。
1年チャート

出典:Seeking Alpha
ほぼ、10バガー銘柄ですね。
僕は、APPSのことを知ったのが最近なのでびっくりしました。
過去5年間をみても株価は右肩上がりです。
YTD

出典:Seeking alpha
この記事を書いたのが2月4日なので結構、株価は上がってますね。
今年1年は成長が期待できそうです。
APPSがどんな企業なのか僕を含めた米国株初心者にわかりやすく紹介していきますね。
デジタル・タービン 【APPS】 とは?
APPSは、モバイルサービス・プラットフォームを手掛けているソフトウェアの会社です。
購入したandroidのスマホに「ダイレクト・ツーデバイス」という機能を使って自動でアプリをインストールしてくれます。
スマホを買い替えるときに、以前使っていたアプリを一からインストールするという手間が省けます。
androidはオープンエコシステムを採用しているのでAPPSのアプリを利用できますが、iPhoneはクローズドエコシステムなのでAPPSのサービスを使うことは難しいです。
エコシステムとは?
英語圏のITや通信業界で使われるビジネス用語です。
IT企業同士の連携関係全体を表すのに用いられるようです。
※日常では全く使わない言葉ですね(笑)
Appleは製品もサービスも優れてるから、他のサービスはお断り!みたいな感じの認識で問題ないかと思います。
日本ではApple製品がシェアの半分以上を占めていますが、世界ではandroidのスマホが人気です。
APPSはandroid市場で勝負している企業ということですね!
APPSは顧客も様々な企業と連携しています!
アプリでサービスを展開する企業は40を超える通信キャリアや広告などがAPPSの顧客です。
例えば、ベライゾンやAT&Tといった大手通信キャリア、その他にもUBER、SONY、アリババといった超大手企業ですね。
アプリの利用者数を増やしたい企業は、APPSと広告を提携することでたくさんのユーザーに適切な広告を見せることができます。
Googleの自動広告とかなり似ている印象です。
デジタルタービン 【APPS】 決算情報
まずは、決算内容からみていきましょう!
2月4日時点の最新決算情報です
2020年第3四半期の決算は2021年2月3日に発表されました。
予想:$75.9M
結果:$88.6M
前年同期比+146%
予想:$0.17
結果:$0.21
その他の製品、サービス売上
アプリケーション・メディア:$56.9M
前年同期比+58%
コンタクト・コンテンツ:$31.7M
※Mobile Posse の買収も入っています
次回ガイダンス
EPS:0.18
売上高:82.26M
今回の第3四半期決算は売上、EPS共に予想を超えることができました!
神決算だと思います。
CEOのビルストーン氏のコメントで印象に残った部分を紹介します。
- 収益、キャッシュフローについて過去最高を記録した
- APPSの成長ストーリーの初期段階
- コンテンツメディアサービスの拡大の可能性に興奮している
CEOのコメントをみるとAPPSはまだ、成長の余地が大幅にありそうですね。
四半期ごとの売上推移

データ一覧
期間 | 売上 | 前年同期比 |
2019/06 | 31 | 38.20% |
2019/9 | 33 | 37.50% |
2019/12 | 36 | 18.40% |
2020/03 | 39 | 44.70% |
2020/06 | 59 | 93.20% |
2020/9 | 71 | 116.10% |
2020/12 | 89 | 145.90% |
単位:百万USD
※マネックス証券銘柄スカウターを引用しています。
四半期でみても今回の売上高YoY+146%は特別だったと思います。
Googleをはじめ広告業界は絶好調なので広告で決算がよければ、他の銘柄もねらい目ですね。
四半期ごとの当期利益推移

データ一覧
期間 | 当期利益 | 前年同期比 |
2019/06 | -2 | -479.20% |
2019/9 | -1 | -183.00% |
2019/12 | 3 | 346.70% |
2020/03 | 14 | 301.50% |
2020/06 | 10 | 646.20% |
2020/9 | 0 | 126.10% |
2020/12 | 15 | 336.00% |
単位:百万USD
※マネックス証券銘柄スカウターを引用しています。
利益のほうは全然ですね。
グロース株なので利益よりも売上がどれだけ維持できるかが重要だと思っています。
最後に・・・
振り返りをしましょう!
- 業績は絶好調!
- 2020年第3四半期決算は売上、EPS共に予想を上回ることができた
- 5年間で5000%以上、株価上昇した大化け銘柄
- 広告でオススメの銘柄
APPSはPERも高く割高ですが、成長性が抜群なので期待できると思います。
APPSの他にも絶好調な広告銘柄はあります。
PINSやMGNI、SNAPなどの株価も爆上がりしてます。
広告全体が好調なのでまだまだ小型株を狙っても面白いと思います。
それでは、また
全ての情報には、記事作成者のバイアスがかかっています。
当記事の情報を鵜呑みにせず、ご自身でも必ず調べてください。
よろしくお願いします。
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