米国株の証券会社を比較する記事です。
[box01 title=”記事まとめ“]
- 楽天経済圏を重視しているなら楽天証券
- 多くの銘柄を買いたいならマネックス証券
- ネット証券最大手で米株のアプリが有名なSBI証券
- 手数料最安値のDMM証券
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1株から買える米国株は日本でも話題になりつつあります。
実際に僕も使っているので利用者目線でそれぞれの証券会社の「強み」「弱み」を紹介していきます。
米国株を始めたいけど、どの証券会社からはじめればいいのかわからない方は参考にしてください。
【米国株】オススメのネット証券4社を徹底比較してみた
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証券会社 | 銘柄数 | 手数料 |
楽天証券 | 3662銘柄 | 0.495% |
マネックス証券 | 4064銘柄 | 0.495% |
SBI証券 | 3998銘柄 | 0.495% |
DMM証券 | 1098銘柄 | 0円 |
取引数NO.1はマネックス証券で手数料の最安値はDMM証券になります!
米国株は日本株と比較をすると手数料が高くなりがちなのでDMM証券を選択したいですが、取引数が少ないというジレンマに陥ってしまいます。
欲しい株があっても買えないというのは、機会損失に繋がってしまいます。
僕は全ての証券会社を開設しているので使ってみてよかったこと悪かったことをご紹介させていただきます。
証券会社の口座開設は簡単にできますので使ってみたい機能があれば、とりあえず口座を開設するというのもオススメです。
楽天証券が楽天経済圏にとって最強な理由
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[box05 title=”楽天証券のメリット“]
- 米国株の逆指値が対応可能
- 米国株自動スイープ機能が便利
- 楽天ポイントで米国株が購入できる
- 楽天証券×楽天証券で金利が0.1%になる
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楽天証券の一番のメリットは「楽天ポイントで米国株が買える」ことだと思います。
ポイント投資は地味かもしれませんが、塵も積もれば山となるです!
出典:楽天証券
実際にS&P500の投信信託を毎月500ポイント、週で5%以上、下落をしたときに1000ポイント買い増しをしていますが、パフォーマンスがいいです。
20年くらい続けていくと、ポイント投資だけでかなりの金額になります。
逆指値対応!
楽天証券でも日本株と同じように逆指値を使うことが今後可能となってきます。
逆指値とは、ある銘柄の「価格が上昇し、それ以上の値段になれば買い」「価格が下落したときに売り」とする注文方法のことです。
逆指値を使うことで機会損失をなくしたり、突然の暴落を回避することができます。
楽天証券では日本株しかこの機能はありませんでしたが、米国株でも一部機能を使うことができます。
自動スープが可能に
日本株は楽天銀行のお金を使って、すぐに売買することができましたが、米国株は入金する必要がありました。
しかし、2021年の春に米国株にも自動スイープ機能が追加され便利になりました。
楽天のホームページをみるとその他にも便利な機能が追加させるようですよ!
出典:楽天証券
マネックス証券は日本NO.1の銘柄数
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[box05 title=”マネックス証券のメリット“]
- 取引銘柄が日本NO.1(外資除く)
- 銘柄スカウターが他社を圧倒している
- 時間外取引ができる
- 逆指値を使うことができる
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マネックス証券の一番のメリットは時間外取引ができるという点です。
日本の証券会社で時間外取引ができるネット証券会社はマネックス証券だけです。
(楽天が2021年に対応可能になるかも)
時間外取引とは、米国株が開く前、後の取引のことでアフターマーケット・プレマーケットといいます。
例えば、悪い決算を出した銘柄や世界が変わってしまうような出来事(コロナ・リーマンショック)が発生したときに、すぐに売ることができます。
日本株なら対応している証券会社がほとんどですが、米国株はまだ未対応な証券会社が多いのでマネックス証券は圧倒的にリードしています。
「米国株ならマネックス証券」というようにオススメができる証券会社です。
銘柄スカウターが圧倒的な機能!
出典:マネックス証券
マネックス証券の銘柄スカウターは他社の企業分析を圧倒しています。
実際にいくつかご紹介します。
[box04 title=”銘柄スカウターのここがすごい“]
- 企業の年間の業績・四半期ごとの業績をみることができる
- 10年スクリーニングがすごい
- 決算情報がわかりやすい
- こころレポートが初心者にもわかりやすい
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通常、5年までの企業分析が限界な証券会社が多いですが、銘柄スカウターは10年まで表示させることができます。
歴史がある会社を長期でみるときに役に立ちます!
四半期ごとでも細かく表示され、これ以上のツールを日本の会社で知りません。
10年スクリーニングも銘柄探索には素晴らしい機能です。
株を買うとき、売上高・当期利益・財務などでみる方が多いと思いますが、銘柄スカウターは細かい指標まで設定することができます。
決算期は10年スクリーニングをみて、注目銘柄を探しています。
取引銘柄も圧倒的なので欲しい銘柄がマネックス証券にはあるかもしれませんよ。
懸念点もお伝えしますね・・・
マネックス証券を使って1年が経過しましたが、米国株の取引の仕方が複雑という点が挙げられます。
アプリかトレードステーションというソフトを使って取引をしますが、初心者さんには難しいかもしれません。
使いやすさでいえば、SBI・楽天に軍配が上がると思います。
SBI証券の新アプリが使いやすい
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[box05 title=”SBI証券のここがすごい!!“]
- 住信SBIネット銀行で為替手数料が安い
- ネット証券が日本No.1
- 取引銘柄が多い
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手数料が楽天・マネックスよりも安いのがSBI証券の最大のメリットだと思います。
楽天証券:ドルを円にする手数料は1ドルにつき25銭
住信ネット銀行:ドルを円にする手数料は1ドルにつき4銭
米国株は日本株に比べると手数料が高いです・・・
少しでも節約をするために、住信ネット銀行を使って節約をしましょう!
手間をかけたくないという方は、そのままSBI証券でドル転してください。
ようやく、発表された米国株専用のアプリですが、抜群に使いやすいです。
今までは、正直使いづらくて、SBI証券で取引をしていなかったのですが、今回の新アプリはかなり使いやすいです。
DMM証券は手数料が業界で一番安い
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[box05 title=”DMM証券のここが凄い!!“]
- 取引的手数料が0円
- 米国株式の保有株が信用取引の担保になる
- 初心者向けの投資レポートがある
[/box05]
DMM証券の一番のメリットは手数料が0円なことです。
楽天証券では1取引当たりの手数料が約定代金の0.495%(税込)でかかります。
4444.45ドル以上取引すると、22ドルの手数料が発生してしまいますのでDMM証券の手数料0円は非常に魅力的です。
取引できる個別銘柄は少ないですが、手数料などを考えると誰もが知ってる銘柄に投資するにはDMM証券が最適だと思います。
為替手数料は変わらずかかってくるのでご注意ください。
(1ドルあたり25銭)
保有している米国株式が信用の担保になることも素晴らしいと思います。
信用取引とは自分の持っているお金の倍以上の運用ができる取引方法のことです。
信用取引は短期で一気に資産を増やせる可能性が広がりますが、失敗すると追証が発生します。
リスクを承知した上でやってください。
信用取引になれている方は、担保で使えることが凄い!とわかると思います。
株初心者さん向けに投資レポートがあるのもありがたいです。
最初は、何を買えばいいのか全くわからないと思うので、背中をおしてくれるツールになると思います。
【米国株】 ネット証券会社は結局どこが使いやすのか?
個人的には楽天証券かSBI証券です。
米国株初心者さんが一番、つまづくところは「米国株の買い方」だと思っています。
上記2社は最もわかりやすく、米国株が買えると実際に普段使っている正直な感想です。
どの証券会社もメリットデメリットがあるので、自分が使いたいツールまたはお得なサービスだなと思えば、複数の証券会社の口座を開設するのもありです。
僕は以下のようにわけています
[box02 title=”個人的な使い方“]
- 楽天証券:積立NISAと個別株の売買
- SBI証券:楽天で買えない銘柄の売買
- マネックス証券:銘柄スカウターと上記2社で買えない個別株の売買
- DMM証券:信用を使い、ETFを購入するために資金を入れている
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魅力的に感じた部分のみ使えばオッケーです。
証券口座の管理もマネーフォワードのような家計簿アプリを使えば、簡単に一括で管理できます。
初心者さんの方はまずは、口座開設をし、米国株ってどんな感じに取引すればいいのかをゆっくり学んでいきましょう!
✅その他オススメ記事
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