VIGに投資をするべきか考察をしていく記事です。
- 配当再投資でもVOOに10年で負けている
- 構成銘柄TOP10の業績はピカピカ
- 高配当ではないので要注意
- 手数料は0.06%と激安
- 連続増配に魅力がある人は買ってもいいETF
連続増配に魅力を感じている人はVIGに投資をすべきです。
今回は、魅力たっぷりのVIGについて紹介していきます。
- VIGのリターンがわかる
- TOP10までの構成銘柄が理解できる
- VIGの配当推移が見ることができる
それでは、いきましょう!
【米国株ETF】連続増配ETF VIGとは

VIGは10年間連続で増配した銘柄で構成されるETFです。
VIGはバンガードという運用会社で運用されています。
バンガードは1975年にアメリカのペンシルバニア州というところで創業された世界最大の運用会社の一つです。
少しふるいデータですが、2020年1月31日時点で6.2兆ドル日本円で約670兆円くらいの資産を市場で運用しています。
経費率は驚異の0.06%で100万円投資をしても600円くらいしかかかりません。
ETFは年間でどれくらいの経費が掛かってくるのかしっかり確認していきましょう。
VIGの構成銘柄TOP10

出典:Yahoofinance
1位はMicrosoftですね。
Microsoftは、みなさんもご存じの通りWindowsやオフィスで有名ですよね。
業績も絶好調で2年間、売上高・EPSの予想を下回ったことは一度もありません。
VIGのTOP10銘柄は個別株で買っても全然いいくらい業績が強いです。
余談ですが、自分が投資するETFの上位10銘柄くらいはどんな決算で業績推移なのか興味をもって確認していきましょう。

VIGのチャート分析
VIG単体で比べてもいいですが、比較があった方がいいので今回は、S&P500に連動するETF VOOと比べていきます。
主に1年・10年のリターンを確認していきましょう!
1年チャート

1年で株価は29%ほど上昇しています。
素晴らしいリターンです。
新型コロナウイルスの影響により、市場にあふれるお金が大量です。
業績が素晴らしいのと市場にあふれるお金によって、株高へと繋がりました。
10年チャート VIG VS VOO 配当込み

VOO+311%
VIG+252%
残念ながら、VIGはVOOに負けてしまいました。
この10年はGAFAMが非常に躍進したので仕方がありませんが、VIGはGAFAMなしでこれだけのパフォーマンスをたたき出しています。
これがVIGの一つの魅力ですね!!
Appleが連続増配が9年目なのでそのうち、VIGに入ってくると思いますが、GAFAMなしでこれだけの数字を叩き出したのは、投資の魅力があると思います。
VIGの配当推移

出典:Seeking Alpha
この図をみればわかると思いますが、VIGは高配当ETFではありません。
連続増配ETFです。
10年単位でみるとゆっくりではありますが、確実に年間配当が上がっていますね!!
従って、配当利回りは1.56%・・・
高配当株に投資をしたいのなら、絶対に物足りないはずです。
もし、高配当株に投資をして、毎月得られる配当収入を増やしたいんだ!という方はVIGには投資しないでください。
SPYDやHDVがいいと思います。
配当金も狙いつつ、株価上昇のキャピタルで狙いたいのなら、VIGがいいでしょう。
もし気になるのなら、SPYDとHDVの配当再投資のチャートをみてください。
面白い結果が見られると思います。

まとめ
- 配当再投資でもVOOに10年で負けている
- 構成銘柄TOP10の業績はピカピカ
- 高配当ではないので要注意
- 手数料は0.06%と激安
- 連続増配に魅力がある人は買ってもいいETF
今回は連続増配ETFのVIGについてご紹介しました。
VIGの魅力はGAFAMなしでVOOにリターンを肉薄することができることです。
自分はハイテク株ばかりに投資をしているんだという方は、VIGとの組み合わせが抜群です。
よかったら、VIG買ってみてね!
それでは、また
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