結論から申し上げますと、大学生でも1万円あれば、個別株投資は可能です!
近年、日本でも投資に対する関心が高まっており、大学生の間でも投資を始める人が増えています。
投資を始める際には、まずどのような銘柄に投資するかを決める必要があります。
米国株は、日本株と比べて成長性や配当利回りが高い銘柄が多く、投資対象として人気が出てきましたよね!
しかし、米国株は1株の価格が高額な銘柄も多く、大学生にとっては手が出しにくいというデメリットがあります。
そこで、今回の記事では、大学生でも投資できる1万円以下の米国株をご紹介します。
- 1万円以下の個別株を買いたい方
- どんな個別株を購入したらいいかわからない方
- 大学生で米国株個別株投資に興味がある方
個別株の投資歴は約8年ほどになります!
【米国株】大学生でも投資できる1万円以下の銘柄とは?
1万円以下(為替なし)で購入できる銘柄は以下の通りです。
銘柄 | 現在の株価(2024年1月2日) |
---|---|
バンクオブアメリカ(BAC) | 約33ドル |
ウェルズファーゴ(WFC) | 約49ドル |
コカ・コーラ(KO) | 約58ドル |
インテル(INTC) | 約50ドル |
ウォルトディズニー(DIS) | 約90ドル |
円安の影響で為替を含んだ1万円以内にすると、優良株がほとんど無くなってしまうため、ご了承ください。
選定の基準は以下のとおりです。
- 日本人でも認知度が高い銘柄
- 時価総額10兆円以上
- 直近の決算が赤字ではない企業
- 長期的に保有できる銘柄
- 業界のリーダー的企業
1株で100ドル以下の銘柄はたくさんありますが、大学生でも買いやすい銘柄を選定しました。
私も欲しい企業がたくさんあります。
バンクオブアメリカ(BAC)
バンクオブアメリカは、米国最大の銀行です。
金融業界は景気に左右されやすいというデメリットがありますが、米国の経済は世界でも有数の規模を誇るため、安定した収益を見込むことができます。
バンクオブアメリカは、米国の全米に4,000以上の店舗を展開しており、個人や企業の銀行業務を幅広く提供しています。
また、投資銀行や証券業務、クレジットカード事業など、さまざまな金融サービスを展開しています。
バンクオブアメリカの株価は、2024年1月1日時点で約33ドル。
1株の価格が1万円以下で購入できるため、大学生でも投資しやすい銘柄と言えます。
バンクオブアメリカは、投資の神様バフェットが運営するバークシャーの保有銘柄!
2024年1月2日時点でのポートフォリオに占める保有率は第2位の8.91%です。
足元の業績も好調で、長期的に保有できる銘柄の一つで、私も買いたい銘柄になります。
ウェルズファーゴ(WFC)
ウェルズファーゴは、米国最大の銀行であり、世界でも有数の規模を誇る金融機関です。
個人や企業の銀行業務、投資銀行や証券業務、クレジットカード事業など、さまざまな金融サービスを展開しています。
ウェルズファーゴの株価は、2024年1月2日時点で約49ドルです。
1株の価格が1万円以下で購入できるため、大学生でも投資しやすい銘柄と言えます。
日本での知名度は低いかもしれませんが、現在の時価総額は約25.41兆円で、超巨大企業です。
ウェルズファーゴの強みは、以下の3つが挙げられます。
安定した収益性
ウェルズファーゴは、米国の経済の中心であるニューヨーク州に本社を置き、米国全土に12,000以上の店舗を展開しています。
また、個人や企業の幅広いニーズに対応した金融サービスを提供しており、安定した収益を上げています。
高い成長性
ウェルズファーゴは、米国の人口増加や経済成長を背景に、今後も成長が見込まれています。
また、デジタル化への対応にも積極的で、オンラインバンキングやモバイルバンキングの利用者を増やしています。
高い配当利回り
ウェルズファーゴは、安定した経営基盤を背景に、高配当を実施!
2022年の配当利回りは2.54%と、米国の主要銀行の中ではトップクラスの配当利回りとなっています。
高配当好きは、ポートフォリオの一部に組み込んでみてはいかがでしょうか?
ウェルズファーゴの投資リスクにも注目しましょう。
個人的には下記の2点に重要視しています。
経済状況の変化
ウェルズファーゴは、米国の経済に大きく依存しています。
そのため、米国の経済状況の変化によって、業績や株価が大きく変動する可能性も。
米国は近いうちに、景気後退が来ると予測されています。
比較的穏やかなソフトランディングであれば問題ありませんが、コロナのように予期せぬアクシデントに見舞われたときは、下落を覚悟しておきましょう。
金融規制の強化
金融規制の強化は、ウェルズファーゴのような大手金融機関にとって大きな課題です。金融規制が強化されると、コストが増加したり、新規事業の展開が難しくなったりする可能性があります。
総合的に見ると、ウェルズファーゴは、安定した収益性と高い成長性、高い配当利回りを兼ね備えた、大学生にもおすすめの米国株と言えるでしょう。
コカ・コーラ(KO)
コカ・コーラは、世界最大の飲料メーカーです。
コーラをはじめとした炭酸飲料や、水、スポーツドリンク、果汁飲料など、さまざまな飲料を製造・販売しています。
コカ・コーラの株価は、2024年1月2日時点で約58ドル。
1株の価格が1万円以下で購入できるため、大学生でも投資しやすい銘柄と言えます。
コカ・コーラの強みは、以下の3つが挙げられます。
- グローバルな事業展開
コカ・コーラは、世界200以上の国と地域で事業を展開しており、世界中の人々に愛されています。
- ブランド力の高さ
コカ・コーラは、世界で最も有名なブランドの一つです。コカ・コーラのブランド力は、非常に強く、世界中の人々に認知されています。
- 安定した収益性
コカ・コーラは、安定した収益基盤を持っています。
飲料業界は、景気に左右されにくい業界であり、コカ・コーラは、安定した収益を上げています。
コカ・コーラの投資リスクは?
競争激化
飲料業界は、競争が激化しています。
ペプシコやサントリーなどの競合他社が、コカ・コーラの牙城を崩そうとしています。
健康志向の高まり
近年、健康志向の高まりにより、炭酸飲料の消費量が減少しています。
コカ・コーラは、健康志向の消費者のニーズに対応するために、炭酸飲料以外の飲料の開発や販売を強化しています。
総合的に見ると、コカ・コーラは、グローバルな事業展開やブランド力、安定した収益性などを兼ね備えた、大学生にもおすすめの米国株と言えるでしょう。
インテル(INTC)
インテルは、世界最大の半導体メーカーです。CPUやGPUなどの半導体を製造しており、IT業界の成長に伴い、今後も成長が期待される業界です。
インテルの株価は、2024年1月1日時点で約50ドル!
1株の価格が1万円以下で購入できるため、大学生でも投資しやすい銘柄と言えます。
2023年のパフォーマンスは好調で、株価もかなり上がっています!
インテルはオワコンなどとネット上で囁かれたこともありましたが、直近の決算内容も良く利益も積みあがっています。
そんな、インテルの強みは、以下の3つですね!
技術力の高さ
インテルは、半導体技術のリーディングカンパニーです。CPUやGPUなどの高性能な半導体を製造しており、世界中のIT企業から高い評価を得ています。
ブランド力の高さ
インテルは、世界中で高いブランド力を持っています。CPUやGPUなどの半導体は、IT機器の基本的な部品であり、インテルの製品は、多くのIT機器に採用されています。
安定した収益性
インテルは、安定した収益基盤を持っています。IT業界の成長に伴い、売上高や利益は、近年も堅調に推移しています。
インテルに投資するリスクが知りたい!
競争激化
半導体業界は、競争が激化しており、AMDやNVIDIAなどの競合他社が、インテルの牙城を崩そうとしています。
AMDは、CPUの分野でインテルと競合しており、近年はシェアを拡大しています。
NVIDIAは、GPUの分野でインテルと競合しており、圧倒的なシェアを誇っています。
インテルは、これらの競合他社と競争を繰り広げており、今後も競争激化が続くことが予想されます。
技術革新の遅れ
半導体業界は、技術革新が速い業界です。
インテルは、技術革新においても、常にトップを走ってきました。
しかし、近年は、AMDやNVIDIAなどの競合他社が、インテルの技術革新の遅れを取り返そうとしています。
インテルは、技術革新を加速させ、競合他社に後れを取らないようにすることが重要です。
現在のAMDやNVIDIAの株価は絶好調で、2023年を象徴した銘柄の一つになりました。
ウォルトディズニー(DIS)
ウォルト・ディズニーは、世界最大のエンターテインメント企業です。
ディズニーランドやディズニーシーなどのテーマパーク、ディズニー映画やディズニーチャンネルなどのメディア事業、ディズニーストアなどの小売事業などを展開しています。
ウォルト・ディズニーの株価は、2023年1月1日時点で約100ドルです。1株の価格が1万円以下で購入できるため、大学生でも投資しやすい銘柄と言えます。
ウォルト・ディズニーの強みは、以下の3つが挙げられます。
- 強力なブランド力
ウォルト・ディズニーは、世界で最も有名なブランドの一つです。ディズニーランドやディズニー映画などのブランドは、世界中の人々に愛されています。
- 多様な事業展開
ウォルト・ディズニーは、テーマパーク、メディア、小売など、さまざまな事業を展開しています。そのため、景気変動や競争激化の影響を受けにくく、安定した収益基盤を構築しています。
- 成長性の高い事業
ウォルト・ディズニーは、ストリーミングサービスであるDisney+の成長が著しいなど、成長性の高い事業を展開しています。
ディズニーのリスクが知りたい!
競争激化
エンターテインメント業界は、競争が激化しています。NetflixやAmazon Prime Videoなどの競合他社が、Disney+の牙城を崩そうとしています。
景気変動の影響
ディズニーランドやディズニー映画などのエンターテインメントは、景気変動の影響を受けやすいという側面があります。
総合的に見ると、ウォルト・ディズニーは、強力なブランド力や多様な事業展開、成長性の高い事業などを兼ね備えた、大学生にもおすすめの米国株と言えるでしょう。
ポリコレ
ディズニーの株価が低迷している理由はコンテンツが稼ぐ力が弱くなっていることが一番の原因です。
近年、LGBTQ+の権利や人種差別問題など、社会問題に関するメッセージをコンテンツに積極的に取り入れるようになりました。
しかし、このポリコレへの取り組みが、一部の消費者から反発を招いています。
例えば、2022年には、ディズニーが中国の政府から圧力を受け、香港の民主化運動を描いた映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」を中国で公開しないことを決定したことが、批判を浴びました。
また、2023年には、ディズニーが同性愛カップルを描いた映画「ライトイヤー」を、中東や東南アジアなどの一部の地域で公開しないことを決定したことも、2022年と同様で批判を浴びる展開に…
これらのポリコレを巡る論争は、ディズニーの株価に影響を与えています。
逆にディズニーがポリコレを克服し、魅力的なコンテンツを発信することができれば、ディズニー+などの契約数は増加し、株価も上昇が期待できるかもしれませんね!
投資をしている大学生の割合は?
近年、日本でも投資に対する関心が高まっており、大学生の間でも投資を始める人が増えています。
国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、2022年の18~24歳の投資経験率は13.0%でした。
これは、2021年の11.1%から2.9ポイント上昇した結果です。
投資経験率を男女別に見ると、男性の投資経験率は14.8%、女性の投資経験率は7.8%であり、男性の方が女性よりも投資経験率が高いことがわかります。
投資経験率を投資対象別に見ると、株式投資の経験率が7.8%、投資信託の経験率が4.8%、FXの経験率が1.8%となっています。
大学生でFXは手を出してはいけない領域です。FXはゼロサムゲーム、マイナスサムゲームに分類され、参加者全員が幸せになることはありません。
大学生が投資を始める理由としては、以下のようなものが挙げられます。
- 将来の資産形成を目的として
- お金を増やすため
- 新しいことを学ぶため
大学生の投資は、将来の資産形成を目的として始める人が多いようです。
また、お金を増やすために投資を始める人もいます。さらに、新しいことを学ぶために投資を始める人もいます。
大学生が投資を始める際には、以下の点に注意が必要です。
- リスクを理解する
- 無理のない範囲で投資する
- 長期的な視点で投資する
投資は、元本割れのリスクがあります。
そのため、リスクを理解した上で投資を行うことが重要です。
また、投資は、無理のない範囲で行う必要があります。
投資に失敗して、生活に支障をきたさないようにしましょう。
さらに、投資は、長期的な視点で行うことが重要です。
大学生が投資を始める際には、まずは、投資の基礎知識を学ぶことが大切です。
投資のリスクを理解した上で、無理のない範囲で投資を行うようにしましょう
【まとめ】大学生でも株は1万円あれば投資できるのか?
結論、大学生でも1万円あれば個別株投資はできます!
当記事で紹介した銘柄は以下になります。
銘柄 | 現在の株価(2024年1月2日) |
---|---|
バンクオブアメリカ(BAC) | 約33ドル |
ウェルズファーゴ(WFC) | 約49ドル |
コカ・コーラ(KO) | 約58ドル |
インテル(INTC) | 約50ドル |
ウォルトディズニー(DIS) | 約90ドル |
私も大学生のときに株式投資をはじめましたが、個別株を購入することで業界分析が可能になり、就職をしたときに役に立ちました。
SNSを拝見すると「株で稼ぐ!」と謳っているアカウントも散見されますが、彼らの言葉に騙されて高額商材を購入する行為は絶対にいけません。
自分で必ず勉強をして、自分の意志で興味がある企業の株を1株でいいので買って勉強していきましょう!
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