大学生が株で失敗してしまうパターンを4つ紹介する記事です。
- 掲示板で人気の銘柄を取引した
- SNSで話題の株を購入した
- テクニカルやファンダメンタルズ分析をせずに株を買った
- ルールから外れて株を買った
株初心者さんが株で失敗してしまうパターンを僕の実体験を踏まえながらお伝えしていきます。
投資経験は今年8年目ですが、過去に100銘柄以上の損切りをしていきました。
私と同じ失敗をしてほしくないので、失敗回避の教訓の参考にして頂ければ幸いです。
成功も大切ですが、失敗を如何に回避することも株式投資の世界で生き残るには重要になります。
- 個別株投資を始めてみたい方
- 個別株投資の失敗談を見たい方
実体験に基づいた話の方がリアルで面白いですからね!
大学生が株で失敗してしまうパターン4選【実態験あり】
- 掲示板で話題になっている株を買ってしまう
- YouTubeでおすすめされている株を買ってしまう
- SNSの意見に翻弄されて株を買ってしまう
- 損切りができない
上記に共通していることは「人の意見に流されて、自分で決めずに株を購入してしまった」ことに尽きます。
上記は大学生から個別株投資をはじめた私の実体験ですが、過去の私のような取引をしているようでは、良いパフォーマンスを残すことは難しいでしょう。
誰しもはじめは初心者ですが、何事も人の意見に流されずに、自身で自己決定をしてください。
ここからは、私が過去失敗した銘柄選定方法を実際に紹介していきます。
掲示板で話題になっている株を買ってしまう
2チャンネルとは、日本最大規模のインターネット掲示板で、匿名で投稿ができます。
昔は、2チャンネルと呼ばれていましたが、現在は5チャンネルに名称が変更されました。
当時、大学生の僕はこの掲示板を使って、注目株は何かと探していましたね!
当時はIPS細胞の関連銘柄が買われており、私はリプロセル(4978)というIPS細胞に特化した銘柄を購入!
しかし、株価はみるみるうちに下落してしまい、5年かけて損切りをおこないました。
毎回、決算内容もパッとせず、さっさと損切りをすればよかったのですが、損切りをすると自己否定のような気分になり、実行できませんでしたね。
さらに、掲示板は匿名性という特性から、攻撃的な人が目立ちます。
掲示板の内容をみて、株を買う行為はオススメしません。
Youtubeでオススメされている株を買ってしまう
近年、爆発的に増えた投資家YouTuber。
動画を通して、自分の資産運用や経済ニュースなどの動画が非常に人気です。
YouTubeでオススメされている株を買ってはいけません。
理由は掲示板のときと同じで、人から勧められたものを理由なく買うことは、思考停止状態で株を買うことになるので、自己成長が全くないのです。
投資信託でも個別銘柄でも買った理由を、説明できれば問題はないですが、誰かが勧めていたからという理由で、株尾を買うのはやめましょう。
特にYoutubeは他のSNSと違い、情報量が多く、訴求力が強いので特に注意が必要です。
私も過去に投資のYoutubeを運営したことがあるので、Youtuberの気持ちが理解できるのですが、サムネイルをどうしても煽った内容にしてしまいます。
全ての投資系YouTuberが煽っているわけではないですが、Youtubeは動画が再生されないと収益に繋がりません。
例えば…
【大暴落】今売らないと確実に損する
という内容のYoutubeのタイトル動画が存在したとします。
「大暴落」や「損する」という内容は人々の恐怖を呼び覚まします。
平凡な内容にするよりも、恐怖に訴求をしたほうが動画はクリックされます。
少し話がそれますが、Youtubeはクリック率や動画の視聴維持率によって、他のチャンネルにオススメされるかが決まるため、YouTuberは内容よりもサムネイルを重要視する傾向が強いです。
私の米国株ブログも同じですが、投資系メディアはあくまでも参考程度に留めておきましょう。
SNSに翻弄されて、株を買ってしまう
株のSNSといえば、X(旧Twitter)!
と言われるほど、盛り上がっています。
Xで資産運用のことをつぶやいている人を「株クラ」と言います。
Twitterのフォローも忘れずに!
Twitterは有益な情報も溢れていますが、危険な情報も溢れています。
例えば、大した内容もないのに有料のNoteを買わせようとしたり、他人になりすましたりすることが結構あります。
特に気をつけたいのがパフォーマンスの数字の部分です。
証券口座の画像でも簡単に内容を改ざんすることができるため、その人を信じ切ってしまうことはやめましょう。
損切りができない
長期で銘柄や投資信託を運用していくぞ!と決めていたら何も言いませんが、買った理由も適当な銘柄を評価損益になっているからといって、損切りをしないのは反対です。
自分のストーリーを外れてしまった銘柄や業績などの数字の部分が自分が想定しているよりも下回ったときは売却をすべきです。
私はZOOMという株を買い、損切りができずに多額のお金を失った経験があります。
はじめての個別投資では、一気にお金を入れずに1株から米国株を購入すると、投資タイミングを間違えたときでもダメージが少ないです。
【まとめ】大学生が株で失敗してしまうパターン4選
- 掲示板で話題になっている株を買ってしまう
- YouTubeでおすすめされている株を買ってしまう
- SNSの意見に翻弄されて株を買ってしまう
- 損切りができない
今回は、大学生が株で失敗してしまう理由を紹介しました。
これらの失敗に共通なことが、人の情報に流されてしまい、株の取引をしてしまうことです。
情報を得ることは重要ですが、立ち止まって、この情報は正しいのか、判断できる根拠はあるのかなどを考えてみてください。
大学生が株で失敗に関するQ&A
- 20代で投資をする人の割合はどれくらいですか?
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20代で投資をしている人の割合は29.3%。20代の約6割が投資に興味があると回答しています。
三井住友カード「投資に関する意識調査」より - 株で失敗する人はどれくらいですか?
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全体としては、約26%の人が含み損が発生していると言われています。
- 株で成功しやすい人の特徴は?
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目の前の損失だけでなく、長期的な視点を持つことができる人。ロジカルな思考を持ち、行動力と決断力を兼ね備えている人が成功しやすいです。