FINVIZの使い方を解説する記事です。
[chat face=”cropped-512512.jpg” name=”KEI” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]
- FINVIZの使い方がわからない
- ヒートマップはどうやって使うの?
- スマートフォンではみれるの?
[/chat]
上記のようなお悩みの参考になると嬉しいです。
この記事は初心者さん向けで、米国株の取引をはじめて〜2年くらいの方が対象になってきます!
FINVZのヒートマップは使いやすくて、一瞬で今日の株式相場がわかるので、オススメのサイトですよ。
[box01 title=”この記事のまとめ“]
- FINVIZは一瞬で米国市場の把握ができる
- ETFや世界の株価もヒートマップで確認できる
- 年間の配当利回りやEPSのパフォーマンスもひと目で把握できる
- 有料版もあるが無料版で正直、充分
[/box01]
https://kei15-blog.com/america-stock-site/
FINVIZとは?
[jin-img-kadomaru]
[/jin-img-kadomaru]
FINVIZは、米国の投資家をはじめ、世界中の投資家の間で使われている超人気なツールです。
株式市場及び暗号通貨市場などのヒートマップの提供、株式のスクリーニングやニュース一覧など投資家のための情報が揃っています。
日本語版はありませんが、翻訳機能が発達している現代なら、Google翻訳機能を常にオンにしておくことで日本語でサイトを閲覧することができます。
有料の機能もありますが、無料版でも充分過ぎる機能が揃っています。
スマートフォンで確認もできますが、少し使いにくいのが現状です。
僕はパソコンでみることが多いですね。
個人的に使えるなと感じたのが、ヒートマップと銘柄のスクリーニング機能です。
まずは銘柄のヒートマップ機能から見ていきましょう!
FINVIZのヒートマップ機能で市場を一目で把握
米国市場は世界の市場の中で最も大きく、市場に与える影響も非常に大きいです。
だからこそ、米国市場全体の把握をしたい方がたくさんいると思います。
英語が苦手でも安心してください!
ヒートマップをみれば、視覚的にどんな銘柄が上がっているのか、調子のいいセクターはどこか一瞬で判断することができます。
[jin-img-kadomaru]
[/jin-img-kadomaru]
出典:FINVIZ
この図の見方は赤が株が下がっていて、緑が株が上がっています。
そして、赤、緑の色が濃いと騰落率が高くなります。
この機能のおかげで、今日のS&P500は上がっているのかな?調子の良いセクターはどこかななど一瞬で判断ができる仕組みになっています。
一つ注意をしないといけないことが、無料版は15分前の世界になっており、現実と乖離があります。
ちなみに、僕は15分前の画像が表示されていることを知らないまま、FINVIZを使っていたことがあり、混乱したことがあります。
銘柄の年間のパフォーマンスを見ることも可能です。
[jin-img-kadomaru]
[/jin-img-kadomaru]
出典:FINVIZ
ヒートマップ全体をみると、ヘルスケアセクターとエネルギーセクターは株価がかなり上がり、その他はイマイチであったことがわかります。
このように視覚的にどこのセクターのパフォーマンスがいいか調べると今後の銘柄選定も変化してくるはずです。
他にも1日、1週間、3ケ月、半年、1年間、YTD(年初来パフォーマンス)を比較することができます。
画面の左横のマップフィルターを操作すると簡単にできると思います。
出典:FINVIZ
年間の配当利回りを確認しよう!
[jin-img-kadomaru]
[/jin-img-kadomaru]
出典:FINVIZ
まだまだ、オススメしたいヒートマップ機能はたくさんあります。
米国株と言えば、配当収益を期待して投資をしている方も多いと思います。
FINVIZは年間の配当利回りも表示することができます。
例えば、年間の5%の配当を期待しているなら、「ベライゾン(VZ)7.38%」や「A&T(T)6.49%」を購入すれば実現します。
年間の配当利回りが一気に見ることができるこの機能は、非常に重宝しています。
✅米国株で配当投資をしている人が多い理由
米国株は年間に4回配当を出している企業もたくさんあります。
さらに日本株と比較して株主をより大切にしようと考えている経営者が多く、30年間連続増配している企業も30以上という衝撃な事実もあります。
日本企業で30年以上を記録している企業は「花王」のみです。
米国株は配当を受け取るときに注意が必要です!
20.315%の税金の他に現地課税の10%が課されてしまいます。
確定申告をすることで取り戻すことができますが、ちょっと難易度が高いなと思うときは無理に米国株で配当投資を目指さなくても良いと考えています。
配当利回りのみに注目をすれば、利回り5%以上の銘柄は日本株でもたくさんあります。
EPS(1株あたりの収益)を確認しよう!
[jin-img-kadomaru]
[/jin-img-kadomaru]
出典:FINVIZ
FINVIZは1株あたりの利益(EPS)を確認することができます。
株価は(株価収益率)PER×EPS(1株あたりの利益)
で求めることができるので、株価が伸びる要因となっているEPSの成長はとても重要になってきます。
全体でEPSをみるヒートマップはFINVIZが1番だと思うのでこの機能はぜひ使ってください。
ヒートマップでEPSを確認するメリットは、今投資をしている銘柄またはセクターが成長しているかどうかを瞬時に判断することできることです。
新高値を更新していくためには、企業の業績がいいことが絶対です。
稀に実態をともなわない株価の上昇がありますが、それは短気投資のみです。
長期でじっくりと投資をしていくにはEPSの確認は必ずしていきましょう!
FINVIZのヒートマップも使えるけど、もっと細かくスクリーニングしたい方はマネックス証券の銘柄スカウターが非常に便利ですよ。
FINVIZのヒートマップは世界の株価やETFも確認できる
[jin-img-kadomaru]
[/jin-img-kadomaru]
出典:FINVIZ
FINVIZは全世界の株式相場も確認することができます。
画像は年間のパフォーマンスを出しています。
枠の大きさは時価総額の大きさになっています。
日本市場と比較をすると米国市場がいかに大きいことがわかります。
全体の流れをみることで、何が今日上がっているのか判断することができるのでとても便利です。
全体の株価もEPSや配当利回りを調べることができるので、様々な機能を使って相場観の判断や銘柄の分析に役立てましょう!
ETFのパフォーマンスを確認しよう!
[jin-img-kadomaru]
[/jin-img-kadomaru]
出典:FINVIZ
FINVIZは米国に上場しているETF(上場投資信託)のパフォーマンスを調べることもできます。
上記の画像は年間のパフォーマンスを表しています。
ヒートマップを確認すると、赤色が目立ちますね。
2022年は中央銀行(FRB)が米国のインフレを抑えるために「利上げ」を行ったので、市場に出回っているお金が少なくなり、株価が軒並み暴落しています。
緑色は「エネルギーセクター」と「インバース」しかありませんね。
インバースとは?
米国代表の指標S&P500の株価が下がれば、下がるほど株価が上がるETFです。(かなりざっくりとした説明です。)
ベア型とも呼ばれます。
株取引をはじめたばかりの人は絶対に手を出してはいけない領域です。
最後に・・・
[box01 title=”この記事のまとめ“]
- FINVIZは一瞬で米国市場の把握ができる
- ETFや世界の株価もヒートマップで確認できる
- 年間の配当利回りやEPSのパフォーマンスもひと目で把握できる
- 有料版もあるが無料版で正直、充分
[/box01]
本記事の振り返りをしましょう!
FINVIZは米国株を取引する上でぜひ導入をしたいツールの一つです。
無料でここまで使うことができるので、便利だと思います。
最近は翻訳機能も発達していますし、Google翻訳を常時ONにしておくことですぐに日本語に翻訳をしながらサイトを使うことができます。
今後もみなさんが使いやすいようなサイトや初心者さん向けの記事をたくさん出していきますのでブックマークなどをして頂けると嬉しいです。
初心者さんが少しでも理解しやすいように、株式用語を簡単に説明しています。
本来の意味とは異なる場合がございますが、ご理解よろしくお願いいたします。
コメント