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Keisuke Suwa
米国株が大好きなアラサーです。投資経験は約6年ほどで、毎日楽しく株取引をしています。
米国株が好きな方は是非、TwitterとInstagramのフォローをお願いします!!

米国株 知っておきたい単語集

今回は米国株を取引する上でKEIが知っておきたい単語やサイトを紹介していきます!

米国株をはじめてまだ2年目ですが、今回紹介する単語は知っておいて損はないです。

初級編・中級編・上級編・超級編でわけて紹介していきたいと思います!

それでは早速、いってみましょう!!

[chat face=”cropped-512512.jpg” name=”KEI” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]4段階にレベルを分けて、どんどん紹介していくよ![/chat]

 

目次

【初級編】 覚えておきたい単語!

初級編はこれから米国株をはじめたい方向けの単語ばかりです。

一緒に学んでいきましょう!

 

個別銘柄

個別銘柄とはApple・Microsoftなどの個々の銘柄のことを指します。

個別株に投資をすることを個別株投資と言います。

 

証券会社

証券会社とは、株式や債券の売買の取次ぎや引き受けなどを行っている企業のことです。

近年、勢いを見せているネット証券はSBI証券・楽天証券・マネックス証券などがあります。

また、少額から米国株を購入することができるPayPay証券も人気になってきています。

 

ETF

ETFとは(Exchange Traded Fund)の略称です。

日本語でいうと上場投資信託です。

低コストから運用ができるので、初心者さんにはおすすめです。

 

投資信託

投資信託とは、投資家から集めたお金をプロのファンドマネージャーが株式や債券などで代わりに運用してくれる金融商品です。

少額から運用可能で100円から投資ができる投資信託もたくさんあります。

例えば、eMAXISSlim 米国株式(S&P500)などは個人投資家に人気です。

僕も積立NISAで積立をしています。

 

信託報酬

信託報酬とは投資信託にかかる報酬のことです。最初は信託報酬が安い商品がおすすめです。

 

配当金

配当金とは企業が株主に対して支払う利益のことを指します。

日本株は年に2回配当金がありますが、米国株は年間に4回あります。

米国株では30年以上の連続増配銘柄が多数あります。

例えば、プロクター&ギャンブル(PG)コカ・コーラ(KO)ジョンソンエンドジョンソン(JNJ)など日本人にも親しみやすい銘柄がたくさんあります。

 

基準価格

投資信託の1口あたりの値段のことを指します。

 

NISA口座

日本の住む20歳以上を対象とする非課税専用の口座のことを言います。

NISA口座は1人1口座しか取得することができません。

投資をはじめたばかりの方はNISAを混同しないようにしましょう!

 

一般NISA

一般NISAは5年間非課税になります。

非課税枠は毎年120万円が上限で非課税投資額は600万までとなります。

2023年からは18歳以上の方が一般NISAを使用することができます。

 

ジュニアNISA

ジュニアNISAは0~19歳の方が対象になります。

2023年からは0~17歳未満の方が対象になるので年齢に近い方は覚えておくといいでしょう!

 

つみたてNISA

非課税枠は年間で40万円で、投資期間は一般NISAとは違い、最長20年間になります。

対象となる投資信託は販売手数料が0円で信託報酬も低い商品が対象になります。

投資可能期間は2018~2042年までで最大非課税枠は最大で800万円になります。

僕は一般NISAではなく、つみたてNISAを選択しました。

毎月になおすと33,333円投資が可能です。

 

株式累積投資(るいとう)ドルコスト平均法

毎月一定金額で金融商品を買っていく購入方法です。

この方法はメリットとして、株式が下がったときも上がったときも一定の金額で購入することができるので、毎日の相場の値動きに一喜一憂する必要がありません。

 

[chat face=”cropped-512512.jpg” name=”KEI” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]非常に楽です。サラリーマンにピッタリな投資方法です。[/chat]

 

譲渡益課税

株式を買ったときよりも高く売り、利益がでると税金が発生します。

譲渡益は税率が20.315%かかります。

内訳は、(所得税15.315%・住民税5%)です。

 

配当課税

配当金にも税金がかかります。

米国株は日本株と違い、現地課税の10%と日本で20.315%の合計で30%ほどの税金がかかってしまいます。

確定申告をすることで米国の現地課税の10%の税金は取り戻すことができます。

 

円貨決済

円貨決済とは米国株を日本円で買う行為のことです。

 

外貨決済

外貨決済とは米国株をドルで買う行為のことです。

日本円から米国株を買うと手数料が高くなるので、2回目以降の取引はドルで買うことをオススメしています。

 

指数

株価指数とは市場の値動きを把握するために、複数銘柄の株価を計算式をもとに数値化したものを指します。

米国株ではNYダウ(ダウ工業株30種平均)S&P500・NASDAQ総合指数などが代表的な株価指数です。

 

NYダウ(ダウ工業株30種平均)

ニューヨーク証券取引所やNASDAQ市場に上場している合計約30銘柄を対象としています。

時代の流れに合わせて、銘柄は組み変わります。

 

NASDAQ総合指数

NYダウと同じくアメリカを代表する株価指数の一つです。

上場銘柄はApple・Amazon・Google・Facebook・MicrosoftGAFAMが有名ですよね。

その他にもイーロンマスクのtesla・PayPal・サブスクリプションモデルのネットフリックス・GPU画像処理半導体のNVIDIAなど日本人でも馴染み深い銘柄がたくさんあります。

NASDAQ総合指数はNASDAQに上場している全銘柄を対象とする時価総額加重平均型で算出されています。

 

S&P500指数

アメリカを代表する株価指数の一つでS&P500の条件に該当した銘柄だけで構成されています。

名前の通り500社で構成されており、時価総額の大きい加重平均型の株価指数です。

S&P500の構成銘柄の確認はFINVIZというサイトから参照することができます。

 

インデックス運用

指数の値動きを目指した運用成果を目指す投資の手法のことです。

僕はインデックス投資が70%・個別株を30%ほど投資をしています。

長期間でインデックス運用を行うと、資産の拡大に繋がります。

 

 

アクティブ運用

指数の値動きを上回る運用成果を目指す投資の手法です。

リスクをとりますが、インデックス投資より利益を得られる可能性が高まります。

米国株だとキャシー・ウッドのARKのETFが有名ですね。

 

利益確定

略称として「利確」とよく使われますね。

言葉の通り、自分が買った基準価格から利益が出ているとき限定です。

 

損切り

言葉の遠り、自分が買った基準価格から、マイナスは出ているときに損失を確定させる取引のことを言います。

自分が間違って取引をした銘柄などは損切りしていかないと大変なことになります。

僕は個別株やレバレッジETFは7~8%ほど下落したら、損切りするようにしています。

 

含み益

保有する有価証券が売却したときに利益が出る状態を含み益と呼びます。

含み益は幻なので注意してくださいね。

 

 

含み損

保有する有価証券が売却したときに損失が出る状態を含み損と呼びます。

含み損は誰しもが経験したくないです。

リスクの許容範囲内で投資をするようにしてください。

 

配当利回り

配当利回りとは自分が購入した銘柄が年間でどれだけの配当を出せるかの数値です。

米国株は配当利回りが10%を超える銘柄もたくさんあります。

配当銘柄ばかり購入する個人投資家も存在します。

 

円安

日本を騒がせている円安ですね。

円安とは外国通貨に比べて円が安くなることです。

米国株なのでドルで考えていきましょう!

1ドル=100円が1ドル=130円になると、日本円で買えるドルが少なくなってしまいます。

これを「円安」と言います。

円安のメリットとして、日本国内で製造したものを海外に販売するときに利益が多くなるメリットがあります。

例えば、トヨタなどの輸出企業は円安になるほど、車1台あたりの販売額が高くなるので売上が上昇します。

反対に輸入企業はデメリットが大きいです。

原材料費の単価が高くなってしまうので飲食店や服・日用品などは大幅に価格が上昇します。

日本国内で日用品が高くなった要因は円安が関係しています。

 

円高

円高とは外国通貨に比べて円が高くなることです。

円高のメリットが輸入品が安くなります。

そのため、飲食店や衣類・食料品などが安く手に入ることができます。

反対にデメリットは輸出企業の業績が下がります。

 

インフレーション

出典:tradingeconomics

日常のあらゆるモノやサービスの価格が継続して上昇していくことをインフレーションと呼びます。

日本はでインフレの反対にデフレが進行中ですが、アメリカは前例がないほどインフレが進んでいます。

アメリカのインフレ率は新型コロナウイルス蔓延時0%でしたが、現在は8.3%ほど上昇しています。

日本では考えられない数字ですよね。

日銀は2%を目標にしています。

 

デフレーション

インフレーションの反対で世の中にあるサービスやモノの値段が継続して下がることをデフレーションと呼びます。

安い日本と呼ばれていますが、世界の物価上昇に日本は追いつけなくなってきています。

マクドナルドのビックマック指数があるのですが、日本が現在33位です。
(2022年5月時点)

韓国よりも下の順位です。

 

スタグフレーション

スタグフレーションは絶対に回避しなければいけません。

スタグフレーションはインフレとデフレとは全く違い、景気が後退しているにもかかわらず、モノやサービスの値段が継続的に上がり続けることです。

現在の日本が当てはまっているとも言われています。

アメリカの金利引き上げ(QT 超級編)が発生し、日本は円安が進行しています。

コロナで完全に経済が回復していない中、食料品や日用品が上がり続けています。

 

中級編

中級編の用語も株取引には大切な言葉です。

たくさん、ありますがゆっくりでいいので覚えていきましょう!

 

 

指値注文

金融商品の売買価格をして購入する方法です。

一般的な注文方法ですね。

例えば、Appleの株を140ドルで購入したいときは、140ドルで指値注文をします。

 

成行注文

成行注文は金融商品の売買価格を指定しないで購入する方法です。

この株が今の値段で欲しい!というときに成行注文を使います。

[chat face=”cropped-512512.jpg” name=”KEI” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]僕は指値注文よりも成行注文の方が好きですね。[/chat]

 

 

逆指値注文

逆指値注文とは株価が上昇し、指定した値段以上に株価が上げれば、買い、逆に株価が下落し指定した値段になれば、売りとする注文のことです。

株価が必要以上に下がるときに逆指値注文をいれておくと大幅な損失を回避することができます。

米国株は日本株と違い、ストップ安がありません。

グロース株など値動きが大きい銘柄を取引するときは、逆指値注文をしておくことがオススメです。

 

インカムゲイン

インカムゲインとは株式や債券を保有中に得ることができる利益のことです。

例えば、株式投資だと配当金を受け取ることができます。

米国株だと年4回の配当金を受け取れる企業がたくさんあるのでインカムゲイン目当てで米国株を運用している個人投資家も沢山います!

[chat face=”cropped-512512.jpg” name=”KEI” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]配当も好きだけど、個人的にはキャピタルゲインで得られる利益を重点に置いているよ[/chat]

 

キャピタルゲイン

キャピタルゲインとは株式や債券を売却したときに発生する利益のことです。

キャピタルゲインの方がインカムゲインより、多くの利益を得ることが出来ます。

 

デイトレード

1日で株式の取引を終了させるトレードのことです。

米国株は日本株に比べて、手数料が高いのでデイトレードはあまり向いていないです。

 

 

スイングトレード

スイングトレードは数日から数週間かけて取引を終了させる取引のことです。

スイングトレードは僕の多様しており、短期ポジションで取引をするときは使ってますね。

 

サマータイム

米国の夏時間の取引のことです。

通常:23:30~5:00
サマータイム:22:30~6:00

主な休業日 休業理由
1/1 元日
1月第3月曜 マーティン・ルーサー・キング誕生日
2月第3月曜 大統領の日(プレジデンツ・デー)
4月イースターの直前の金曜 聖なる金曜日(グッド・フライデー)
5月最終月曜 戦没将兵追悼記念日(メモリアル・デー)
7月4日 独立記念日(インデベンス・デー)
9月第1月曜 勤労感謝の日(レイバーデイ)
11月第4木 感謝祭(サンクスギビング・デー)
12月25日 クリスマス

 

[chat face=”cropped-512512.jpg” name=”KEI” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]休業日も豆知識として覚えておこう![/chat]

 

ティッカーシンボル 

銘柄を識別するためのコードのことです。アメリカ企業だと企業名の略称で日本企業だと数字4桁になります。

 

[box01 title=”例えば・・・“]

Apple→AAPL
Tesla→TSLA
NVIDIA→NVDA
Amazon→AMZN

[/box01]

 

こんな感じに略称として使われます。

[chat face=”cropped-512512.jpg” name=”KEI” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]慣れてくるとティッカーを見ただけで、どんな企業かわかるよ![/chat]

 

グロース株運用

企業の成長性を重視する銘柄を選び運用する方法です。

PER(株価収益率)が高い銘柄がグロース株に該当することが一般的です。

米国株の中には売上の大半をすべて研究開発費に注ぎ込み、純利益がほとんどない企業もたくさんあります。

数年前のTeslaは営業利益が残らないほど、研究開発()にお金を使っていました。

出典:docoh

 

 

バリュー株運用

バリュー株とは株式の価値と株価の水準を比較し、株価が割安な銘柄を選ぶ運用方法です。

バリュー株投資は簡単だという意見もありますが、難易度はグロース株投資よりも難易度は高いと個人的には思っています。

割安かどうかを判断するのは非常に困難を極めます。

 

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルとは経済指標のことを表しています。

企業の決算や業績の成長などを分析してこの株は買いなのか売りなのか検討していく分析方法です。

[chat face=”cropped-512512.jpg” name=”KEI” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]僕はファンダメンタル分析の方がテクニカル分析より好み[/chat]

 

テクニカル分析

テクニカル分析は過去の値動きのチャートを分析して、今後の株価を予想していく手法です。

米国株では50日移動平均線・200日移動平均線を重要視していると言われています。

 

上級編

上級編は難しい投資用語がたくさん出てきますが、大丈夫です。

わかりやすく説明します!

米国株を取引する上で上級編までは理解できているとGOODです。

 

10-Q

業績報告書のことです。

3ヶ月に1回レポートが出されるのが10-Qになってきます。

[chat face=”cropped-512512.jpg” name=”KEI” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]企業の成長をみたいときに絶対に必要になるよ[/chat]

 

10-K

業績報告書のことです。

年度の最後にレポートが出されます。

1年間の全てが10-Kでわかります。

[chat face=”cropped-512512.jpg” name=”KEI” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]1年間の企業の通知表みたいなものだよ[/chat]

 

INcome statement (損益計算書)

日本語だと損益計算書です。

イギリス英語だとProfit and Loss statmentとも呼ばれます。

日本だと略称してPLとも呼ばれていますね。

INcomeが「収入」なので会社がどれくらい稼いだのかわかる報告書になってきます。

原価や運営にかかかる費用を差し引いて、最終的に企業に残る純利益がいくらかということが書かれています。

[chat face=”cropped-512512.jpg” name=”KEI” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]PLの詳しい内容については「超級」になります。最初は読まなくても大丈夫![/chat]

 

TOTAL REVENUE (売上)

売上=お客様からもらったお金のことです。

RevenueNet Salesとも呼ばれます。

PLの一番上に書く数字なのでTop lineとも呼ばれています。

 

COST OF REVENUE (原価)

他にもCost of Goods Sold(COGS)とも呼ばれています。

原価は製品を作るのにかかったコストのことをいいます。

コストがかかりすぎると企業の儲けが減ってしまいますので注意してください。

 

GROSS PLOFIT (粗利)

日本語では粗利と呼びますね。

粗利益=売上ー原価

で求めることができます。

[chat face=”cropped-512512.jpg” name=”KEI” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]Appleの粗利率は40%前後を推移しているよ[/chat]

粗利が高いビジネスモデルの会社は個人的にも大好きです。

 

 

R&D=Research and Development (研究費)

研究費用のことですね。

Appleをはじめ、沢山の企業は自分の製品やサービスをよりよいものにしようと努力しています。

中には研究開発費が高すぎて売上のほとんどを当てている企業もあります。

[chat face=”cropped-512512.jpg” name=”KEI” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]グロース株がR&Dが高い傾向があるよ[/chat]

 

SG&A Selling,General,&Administrative
(運営費)

その他費用になります。

社員の給料や広告・オフィスの家賃・マーケティング費用が該当します。

R&D(研究費) SG&A(運営費)の2つで売上を全て食ってしまう企業も米国株はたくさんあります。

利益が残らないとPERだけで株価は判別ができないので、PERだけで割高か割安か判断するのは本当にナンセンスです。

 

OPERATIND INCOME (営業利益)

様々な経費(研究開発費や人件費・オフィス賃貸料)を差し引いて出したものが営業利益になります。

決算書を分析する上でOPERATING INCOMEは覚えておく必要があります。

営業利益が多いと投資家は稼ぐ力が非常に大きい会社なんだなと判断します。

 

Interest Expense (支払い利息)

借入金のために企業が負担するコストのことです。

創業当初は支払いのための利息が多い企業もありますね。

 

TOTAL OTHER INCOME (ビジネス以外での収入)

会社よっては不動産や株に投資をしていますよね。

メインのビジネス以外で得た収入がここに該当します。

 

INCOME BEFORE TAX (税引前の純利益)

OPERATING INCOMEとTOTAL OTHER INCOMEを足したものが税引き前の純利益になります。

つまり、会社の総利益ですね。

 

INCOME TAX  (純利益にかかる税金)

税引き前の純利益にかかる税金のことです。

 

NET INCOME (純利益)

税引き前の純利益から税金を差し引いたものが純利益になります。

PLでは一番下にくるのでbottom lineとも呼ばれています。

 

まとめ

出典:docoh

Apple(AAPL)の業績推移です。

今まで紹介した単語の意味を理解することができれば、なんとなく理解することができると思います。

 

Balance sheet (貸借対照表)

日本語だとBSとも略称されますね。

会社が財政的に健全なのかわかる報告書のことです。

BSは四半期・年度の終わりに会社の資産・負債の総まとめとしてレポートが出されます。

 

Cach flow statement (キャッシュフロー計算書)

Cashが「現金」flowが「流れ」なので会社のお金の流れがわかります。

会社の銀行口座に実際にいくら入ってきたのか、出ていったのかが明確にわかるので決算を分析する上で非常に重要です。

企業のお金の流れが理解することができれば、違う角度で分析することが可能になります。

日本語だと「CF」と略称されることも多いです。

Cach Flow Statementは下記の3つで構成されています。

 

  1. Financing activity(財務活動)
  2. Investment activity(投資活動)
  3. Operation activity(営業活動)

 

少し難しいかもしれませんが、まずは企業のお金の流れを理解しましょう!

 

[chat face=”cropped-512512.jpg” name=”KEI” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]順番に紹介していくよ!CFの詳しい内容は「超級」になります。[/chat]

 

Cash flow from financing activity(財務活動によるキャッシュフロー)

  • Loan (銀行からの融資)
  • Equity (株による増資)
  • Dividends (投資家への配当金)

財務活動はこの3つから構成されます。

 

  • Loan (銀行からの融資)

銀行からお金を借りると企業の通帳の残高は増えますよね。

逆に返済をすると残高が減るのでマイナスになります。

 

  • Equity (株による増資)

企業は銀行からお金を借りる以外にお金を集めることができます。

新たに株式発行することを増資と言います。

増資をすると当然ですが、銀行の残高は増加しますよね

反対に自社で発行している自社株を買い戻すと銀行の残高は減ります。

これを「自社株買い」と言います。

自社株買いをすると投資家はハッピーになります。

 

  • Dividends (投資家への配当金)

配当金を出す企業は株を買ってくれた株主に配当金を支払います。

このときの会社の通帳はお金が出ていくのでマイナスになります。

 

Cash flow from investment activity(投資活動によるキャッシュフロー)

  1. PPE = Property, Plant, and Equipment (PP&E)
    =長期に渡って使うものへの出費 (工場や土地等) 
  2. Acquisition = 買収
  3. Marketable Security = 株、ETF、債権への投資

投資活動によるキャッシュフローは企業が今後成長するための投資です。

Appleのような利益が大量に残ってしまう企業はETFなどに投資をして利益を得ています。

 

  • PPE = Property, Plant, and Equipment (PP&E)

会社が今後大きく成長するための買い物のことです。

巨大な工場の建設や土地の取得などがあたります。

最近だとTeslaがベルリンや中国に工場を建設しましたよね。

例えば、PP&Eに大きな変動があった場合、企業は大きな買い物又は売却をしているのでその内容を確認しましょう。

競争力を維持または高めるためには投資は非常に重要です。

 

  • Acquisition = 買収

買収も企業が成長するためには必要不可欠ですね。

GoogleはYouTubeを買収、Facebook(Meta)はInstagramを買収など米国では買収が盛んです。

[chat face=”cropped-512512.jpg” name=”KEI” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]極端な買収をやり過ぎるとFacebookみたいに嫌われる・・・[/chat]

 

  • Marketable Security = 株、ETF、債権への投資

お金がたくさん余っている会社が株や債券に投資をします。

リスク分散もこめてですね。

 

Cash Flow from operating activity (営業活動によるキャッシュフロー

営業活動によるキャッシュフローは本業のビジネスによってどれくらいのお金が入ってきたのかを計算しています。

すごく、すごく大切な数字です。

 

  • Operrating Cash Frow (OCF)

[jin-fusen2 text=”OCFがプラスの場合“]

本業の儲けによって、会社のお金や自分で使うことのできるお金がプラスの状態です。

会社が健全な状態ですね。

OCFの計算については「超級」を飛び越えて「地獄級」になります。

今後、追記予定!

 

  • Free Cash Flow (FCF)

FCF=OCF-PP&E(大きな買い物。土地や工場等)

FCFは↑で求めることができます。

 

FCFがプラスの場合

銀号の融資が無くても、投資からお金を集めなくても会社の利益だけでやっていける状態のことを指します。

成熟した企業が多いですね。

例えば、Appleとか!

個人投資家にとってはOCF FCFのどちらかを重要視しているかは意見がわかれますが、個人的にはFCFがプラスの企業に投資したいです。

 

 

PER Price-earning ratio (株価収益率)

略称として「PER」「P/E ratio」と略称されることも多々あります。

PERとは株価が1株あたりの純利益の何倍になっているかをみる指標のことです。

アメリカに上場している株価の平均PERは15~20倍くらいと言われています。

この数値をみて高いのか安いのか判断することもできます。

PER(倍)=株価÷1株あたりの純利益(EPS)

一般的にPERが高いと割高・PERが低いと割安とされています。

 

 

PBR Price Book-value Ratio (株価純資産倍率)

PBRは株価が1株あたりの純利益(BPS)の何倍になっているかの指標

PBR(倍)=株価÷1株あたりの純資産(BPS)

 

EPS Earnings per share(1株あたりの純利益)

EPSは1株あたりの純利益のことを指します。

銘柄を選定する場合はEPSが四半期ごとでどれくらい上昇をしているかを確認することが非常に重要です。

株価=PER×EPS

需給にもよりますが、EPSが上がり続ければ、株価はどんどん割安になっていくので、EPSが上昇しつづける企業の株を買うことは理にかなっています。

 

ROA Return On Assets (純資産利益率)

ROAとは会社の総資産を利用して、利益をどれだけ儲けられたかを表す指標です。

ROA(%)=税引後当期純利益÷総資産×100

ROEとの違いは分母が総資産になっています。

基本的にROAが高い企業ほど少ない資産で多くの利益を生み出しています。

つまり、いい会社です。

 

ROE Return On Equity (自己資本倍率)

株主が出資したお金(自己資本)を使ってどれくらいの利益を上げられることができていたかをみる指標のことです。

ROE(%)=税引後当期純利益÷自己資本(純資産)×100

[chat face=”cropped-512512.jpg” name=”KEI” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]需給にもよりますが、ROEが17%以上ある会社に投資をしてます。 [/chat]

つまり、いい会社です

 

CAR Capital adequacy ratio (自己資本比率)

自己資本比率とは、会社全体の資本に対数する、株主が出資した返済がいらない不要なお金のことです。

自己資本比率(%)=自己資本比率(純資産)÷総資産(負債+純資産)×100

 

 

Earnings yeld (株式益利回り)

株式益利回りとは、株価収益率(PER)の逆数で1株あたりの純利益を株価で割ったものです。

株式益利回り(%)=1株あたりの純利益(EPS)÷株価×100

[chat face=”cropped-512512.jpg” name=”KEI” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]株式益利回りが高いほど、株価は割安と言われています。[/chat]

 

Yield Spread イールドスプレット(利回り格差)

イールドスプレットとは株式益利回りと長期国債などが示す長期的な金利水準との比較を行う指標のことです。

[chat face=”cropped-512512.jpg” name=”KEI” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]長期国債と株式がどっちが魅力かな?と考えよう![/chat]

 

イールドスプレット(%)=長期債利回り(%)ー株式益利回り(%)

一般的に長期金利は10年国債利回りを使用します。

 

VIX指数

VIX指数はS&P500に対する恐怖指数です。

VIX指数を使って取引をする個人投資家もかなりいます。

僕もかなり参考にしています。

 

VXN指数

NASDAQに対する恐怖指数

僕はVXN指数を使って、QQQを取引しています。

 

超級編

COMING SOON

 

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