- 菅政権誕生から株価の落ち込みが半端ない
- 年間の業績は緩やかに成長している
- コンシューマー事業以外の業績の伸びが必要
- ソフトバンクの株を買いたいけど、業績がよくわからない
- ソフトバンクの買い時っていつ?
- 携帯料金が値下げが行われると業績って悪くなるの?
今回は、株価が下落中のソフトバンクの株価について紹介します
安倍前総理が退陣を発表されたあと、新しく就任した菅総理が携帯の通信料金を見直すという報道が入ってから、急落しています。
もし、通信料金の政策が実行されてしまえば、ソフトバンクの業績が影響は受けるのは確実です。
ドコモ、KDDIも同様に株価が大暴落しています。
菅総理は、公共の電波を使用しているのにもかかわらず、大手キャリアの高い利益率を問題視しています。
暴落中のソフトバンクの株価の今後の見通しや事業内容から株の買い時を探っていきます。
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ソフトバンク (9434) 株価情報
株価 1,254
市場 東証1部
業種 情報通信
時価増額 6兆31億円
粗利益 18.78%
PER 12.3倍
PBR 6.21倍
ROA 4.81%
ROE 50.66%
※ROA、ROEは2021年の予想です
この情報は2020年9月24日の情報です
やはり、売上利益率が高いですね。
この高い利益率が菅総理の逆鱗に触れています。
事業内容
ソフトバンクの事業は4つに分かれています
- コンシューマー
- ヤフー
- 法人
- 流通
4事業に分かれていることが、ドコモ、KDDIと比べて違うところだと思います。
それぞれ、各事業がどんなことを行っているか簡単に紹介します。
コンシューマー事業
この事業が消費者が1番関係のある事業だと思います。
携帯端末、異動通信サービスの販売やブロードバンドサービスの提供を行っています
最近では、ソフトバンク電気の電力販売もコンシューマ事業に含まれます。
参加会社は、SBモバイルサービス事業、LINEモバイルが有名とこです。
ヤフー事業
この事業も消費者と深いかかわりがあります。
「ヤフオク!」、「Yahooショッピング」、Yahooショッピングカードの提供などのサービスです。
ZOZOTOWNがYahooの子会社になったのでEコマース関連サービスも売上に含まれます。
法人
法人向けに移動通信サービス、データ通信、固定電話の提供を行っています
クラウド、ITなどソリューションサービスの提供も行っています。
流通
個人、法人を対象とした商材やPC機器、ソフトウェアを提供しています。
セグメント

コンシューマーが半分以上の割合を占めています。
もし、菅内閣が通信費の削減の政策を発表したら、打撃を受けます。
ソフトバンクは、コンシューマー事業以外の業績をもっと伸ばすことが求められます。
ソフトバンクの決算について

出典 株探
最新の決算は2020年8月4日に第1決算が発表されました。
決算の内容を知ることによって、投資判断が可能になります。
自分が欲しい銘柄の決算は必ず確認しましょう!
第1決算の業績は、はっきりいって微妙です。
時価総額が大きい分大幅成長とは、なかなかなりません。
修正1株益(EPS)が下がっているのが頂けないです。
EPSが下がると株価も下がります
年間の業績も確認しましょう▼

出典 株探
年間の業績でみると緩やかに業績が拡大しています。
EPSも順調に増加していますね。
2021年の予定を無事に達成できることが何よりも重要です。
年間の売上推移

データ一覧
決算期 | 売上 | 前期比 |
2017/03 | 3,483,056 | -% |
2018/03 | 3,547,035 | 1.80% |
2019/03 | 3,746,305 | 5.60% |
2020/03 | 4,861,247 | 29.80% |
2021/03予 | 4,900,000 | 0.80% |
単位(百万)
年間の営業利益推移

データ一覧
決算期 | 営業利益 | 前期比 |
2017/03 | 678,659 | -% |
2018/03 | 641,935 | -5.40% |
2019/03 | 719,459 | 12.10% |
2020/03 | 911,725 | 26.70% |
2021/03予 | 920,000 | 0.90% |
単位(百万)
緩やかにですが、業績が拡大していることがわかります。
業績が拡大しているので、株価も長期的には上がってくると思います。
短期は難しすぎます。
ソフトバンク チャート分析
1年チャート▼

コロナ初期で暴落はどの銘柄も同じですが、安倍元総理がやめられてからものすごい勢いで下がっています。
まだ、上昇する気配がないのでしばらくは難しいかもしれません。
ソフトバンク 年間の配当推移

みなさん配当金は気にされると思います。
僕も日々の生活が豊かになる配当金は好きです。
配当金は順調に増配しています。
年間で中間配当と期末配当の2回受け取ることができます。
通信事業の問題もありますが、業績拡大によるキャピタルゲインと配当によるインカムゲインの両方を得ることができる企業だと思います
ソフトバンク 株価の今後の見通し

日足のチャートです。
短期的には、落ちるナイフ状態なので買わないほうが賢明だと思います。
底を見極めるのは本当に難しいです。
もし、ソフトバンクの事業と業績に魅力を感じ、投資をしてみたいと考えている方は損切りラインを決めてから投資することをオススメしています。
瞬間的には儲かることができるかもしれませんが、リスクが大きいですが、、、
2つ目の提案は株価がよこよこになってきたときが、次のポイントだと思います。
具体的な方法として僕はMACDを使います。
今は急落のため斜めしたを向いていますが、そのうち下げ止まりMACDがよこよこになってきます。
「MACD線」が「シグナル線」を下から突き上げるようなチャートになると思うのでそのときが買いポイントです
ただし、MACDがゴールデンクロスになっても株価があがらない「だまし」と呼ばれる状態も存在します。
だましの場合はすぐに損切りできる心がまえが大事になってくると思います。
MACDを利用した分析は、株初心者の方でもやりやすいです。
長期の場合は、チャートをあまりみないで保有することをオススメします。
ソフトバンクは第1決算によると2022年度1兆円の利益目標を掲げています。
四半期決算をみて、1兆円の目標が達成可能かどうかアナウンスを常に確認してください。
業績が増収増益になればEPSも上昇し、普通は株価が上がります。
決算を必ず確認しましょう!!
まとめ
ソフトバンクは、ドコモ、KDDIと比べ通信事業の売上セグメントが小さいです。
菅内閣が通信事業の値下げ政策を発表してもダメージは少ないと予想します。
個人的に今は買いたくないです・・・
底がわからないので
しかし、ソフトバンクは「5G」、「6G」の整備が国内で最も進んでいる企業です。
近い将来、5Gを使ったサービスが展開されればソフトバンクにも期待が集まります。
ソフトバンクには、今の難局を乗り越えていって欲しいですね。
それでは、また
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