エヌビディア (NVDA) 株価 が急騰した理由を考察する記事です。
- チャートを上抜けしたから
- 最新の決算で売上高・EPS・次回コンセンサスの予想を上回ったから
- 事業内容が今後も需要しかない
- 株式分割が好感されたから
エヌビディアの株は、個人的に半導体銘柄の中でも最も欲しい銘柄の1つです。
データセンター・自動車・ゲームと全ての部門は将来的にも需要しかありません。
今回は、絶好調なエヌビディアを取上ていきます!
- 最新の決算情報がわかる
- なぜ、エヌビディアの事業内容が最強なのか理解できる
- 簡単なチャート分析を学ぶことができる
- 株式分割がいつ発表されるのかわかる
それでは、早速本題にはいりましょう!
まずは、株価情報からです。
エヌビディア (NVDA) 株価情報

株価:819ドル
PER:96.9倍
PBR:27.2倍
収益性
ROA:33.4%
ROE:19.7%
※マネックス証券銘柄スカウターの数値を引用しています。
収益性がとても高いですね。
稼ぐ力が高い企業の株価は上がりやすくなります!
エヌビディア (NVDA) ってどんな企業なの?

エヌビディアは、GPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット/画像処理半導体)の設計を手掛ける世界有数の半導体製造会社です。
半導体の企業は良い銘柄が多いのが特徴です。
ゲーム用ハイエンドPC、データセンター、自動車のインフォテインメント・システムなどさまざまな製品を製造しています。
インフォテインメント・システムとは情報と娯楽の両方を提供する情報通信システムのことです。
近年では、ゲームなど従来のPCグラフィック・アプリケーションから、同社の高性能GPUの特性を活かせる人工知能(AI)や自動運転など、より複雑で有利な収益機会となる幅広い分野に進出しています。
ようするにこれから伸びる分野で強いビジネスを持っている企業です。
エヌビディア (NVDA) チャート分析
週足、日足、1年チャートと比べていきます。
1つの参考程度でお願いします。
週足

週足のチャートです。
赤いボックスに注目してください。
ボックスの中を上がったり、下がったりしていましたが、ついに上値をぶち破って爆発的に上げていきましたね。
僕もこのボックスの中で持っていたんですけど、あまりにもヨコヨコしていたので腹が立って売ってしまいました。
典型的なダメな取引ですね。
NVIDIAの業績の伸びを信じられなかったことが原因です。
株価は、毎日新高値を更新中ですね。
期間を短くしてみてみましょうか。
日足

日足チャートですね。
こちらだと週足よりも短期でみれます。
日足でみるとヨコヨコの期間が長いことがわかります。
約9ヶ月間くらいですかね?
乗れなかったのが本当にもったいないです。
1年チャート VOOと比較

1年チャートでアメリカを代表するETF VOO と比較をしています。
VOOはバンガード社が運営するSP500に連動するETFです。
1年で比較をするとエヌビディアが+115%、VOOが40%です。
エヌビディアがめちゃくちゃアウトパフォームしていますね。
VOOも1年間で40%株価が上がっているかと思うとアメリカ経済強すぎ!米国株最高!です(笑)
エヌビディア (NVDA) 決算内容

第1決算を詳しく見ていきましょう。
株を買うときは必ず直近の決算内容を把握しましょう。
難しいよと思う方は少しずつでも全然いいです。
米国株の決算は売上・EPS(1株当たりの利益)・次回決算のコンセンサスの会社予想を全て上回る必要があります。
予想を下回る株は売りです。
特にエヌビディアのようなNASDAQに所属するグロース銘柄は特に重要です。
売上
予想:54.1憶ドル
結果:56.6憶ドル YOY+54%
EPS
予想:3.31ドル
結果:3.66ドル
今回の決算内容は一言でいえば素晴らしかったです。
売上高もEPSも予想を超えることができました。
ホルダーの方はホット一息っていうことじゃないでしょうか?
CEOのジェンスンファンは、データセンターの売上が特によかった。
世界の様々な業界がNVIDIAのコンピューティングプラットフォームを採用している波は止まらないというコメントでした。
注目が集まっているイギリスのARMについても引き続き買収を続けると言ってくれてよかったです。
個人的にはソフトバンクグループのビジョンファンドがARMの全ての株式をNVIDIAに売却したのが2020年のことです。
懐かしく感じます。
NVIDIAの将来のためにもARMの買収は早急に進めて欲しいですね。
データセンター

データセンターは
YOY+79%
QoQ+8%
株価を伸ばすことが出来ました。
データセンターはすこぶる好調で今回の決算で初めて20億ドル、約2000憶円を突破しました。
ゲーミング

こちらも画像の通り、データセンターと同じく好調ですね。
YOY+106%
QoQ+11%
GeForce RTX 30が好調だったみたいですね。
その他にもGeForceNOWというの会員数が1000万人を突破したり、ゲームエンジンのunityにDLSS(ディープラーニングスーパーサンプリング)を搭載するなど、絶好調です
GeForce NowはソフトバンクとNVIDIAが連携して、スペックの高いパソコンでなくても、サクサク遊べてしまうクラウドのサービスです。
インターネット上にグラフィックボードを搭載しているので、可能になりました。
凄い技術です。
自動車

自動車部門ですね。
YOY-1%
QOQ+6%
NVIDIAの自動車部門では画像処理やAI技術を活かして、自動運転の開発に取り組んでいます。
残念ながら、自動車部門はまだまだです。
売上も全く伸びていません。
しかし、悲観することはありません。
僕はNVIDIAの自動車部門は必ず第3の収益の柱になると思っています。

出典:NVIDIA
提携企業です。
中国の電気自動車連合からテスラまだ様々な企業と提携しています。
今後、2027年までに 約80億ドル(約8500憶)くらいの受注額を見込んでいます。
車の自動運転化の流れは止められないと思います。
10年後、自動運転が当たり前の世界になっているんじゃないかって勝手に想像しちゃっています。
エヌビディア (NVDA) 株式分割
現在株価は800ドルを超えていますが、4:1の株式分割が行われます。
予定は7/21~22です。
4;1なんで1株あたりの値段が200ドルくらいになるのかな??
買いやすくなりますね。
どうしても800ドルだとお金がない僕では、たくさんの株数を変えませんからね。
株式分割をしても、価値は変わらないので安心してください。
最後に
- チャートが上抜けしたから
- 最新の決算で売上高・EPS・次回コンセンサスの予想を上回ったから
- 事業内容が今後も需要しかない
- 株式分割が好感されたから
今後もNVIDIAは需要しかありません。
youtbeもやっているので 「米国株 KEI」と検索してみてください。
それでは、また!