この記事はNIO DAYに関する紹介記事です。
- セダンeT7を発表
- NVIDIAのチップを採用
- 150kWh固体電池を採用
- 自動運転システムNADを導入
- 新しいバッテリー交換ステーション2.0を更新
NIODAYは2020年1月9日に発表されました。
この記事は約3分程度で読むことができます。
- NIOに投資をするか判断材料になる
- NIODAYの内容が7~8割くらい理解できる
- NIODAY後のポジションについて参考になる
- 他の中国電気自動車銘柄が知れる
NIOの前回の記事です。
詳しい事業内容については▼の記事で紹介しています。

titleでは、【米国株】とついていますが、NASDAQに上場している企業は当記事では米国株として紹介させて頂きます。
NIO DAY 2021の内容
2021年の1月9日に行われたNIO DAYですが、実際に一部を視聴しましたが、ワクワクするような演出ばかりでした。
目玉の演出はeT7と呼ばれるNIOの新しいセダンタイプの新車ですね。
次に印象に残ったのがNVIDIAのチップが採用されたことです。
NVIDIAのチップは配信を見ていてびっくりしました。
高性能すぎて、様々な映像処理などが楽になるだろうなと思いました。
簡単ではありますが、目についた項目を順番に紹介していきますね。
eT7

出典:NIO HP
<内装>
出典:NIO HP
<スペック詳細>
全長:5098mm
横幅:1987mm
サイズ:セダン型
航続距離:1000km
0~100km/hr:3.9秒
(最上級モデル150kWhのみ)
100kmブレーキ:33.5m
価格
発売日:2022年Q1??
70kWh:RMB448,000
約720万円
100kWh:RMB506,000
約812万円
100kWhプレミアムエディション:RMB526,000
約844万円
素晴らしいスペックの車を出してきましたね!
デザインも個人的には大好きです。
特に注目したいのが航続距離ですね。
eT7は2022年のQ1に市場に投入される予定です。
(確定ではないです。)
電気自動車の第一のボトルネック、航続距離が改善されれば、さらなる飛躍が期待できます。
価格帯は非常に高いですが、teslaとガチの殴りあいですね。
NIOの車は中国国内で発売されていますが、中国は国内企業のEV車に補助金を出しています。
補助金があれば、高価格帯のNIOでも手が届く純富裕層はかなりいると思います。
NVIDIAのチップを採用

出典:NIO HP
なんとNIOがNVIDIAのチップを採用しました。
NVIDIAのチップは主に自動運転機能で使われます。
このスーパーチップは「NVIDIADRIVEOrin」と呼ばれています。
NIOのCEO、Wiliam LIさんは生産車としては、前例のない1秒あたり1,000兆回以上の複雑な操作が可能になるようです。
車にスパーコンピューターが搭載されているようなものです。
もしかしたら、レベル4が期待できるかもしれませんね。
150kWh固体電池を採用
NIOは現在、100kWhまでのバッテリーを搭載した車種を発売しています。
今回の発表で150kWhの高性能バッテリーが今後搭載できるようになります。
NIOはお客さんにBattery as a Service(BaaS)というバッテリーレンタルサービスを展開しています。
特定の施設で月額料金を支払うと70kWh~100kWhのバッテリーパックをレンタルすることができます。
中国の「新エネルギー車購入補助金」と「購入税補助金ポリシーサポート」があることで安く利用ができるそうです。
どこまで安くなるかは、ちょっとわかりませんでした。
充電施設は中国本土に140施設ほど、整備されていますがCEOのLIさんは2021年に300~500カ所整備する計画だそうです。
バッテリーパックの交換により、EVの第2のボトルネック固体電池の劣化を防ぐことができます。
自動運転システムNADを導入
NIOは自動運転システム (NAD) を導入しました。
このシステムを使うと680メートル離れた車両と220メートル以上離れた歩行者の識別が可能になります。
11台の8MP高解像度カメラを使っています。
teslaの高解像度カメラが1.2MPなのでNIOのカメラの方が優れているのです!
しかし、このサービスは月額課金制で105$ほど必要になってくるそうです。
NIOの車を保有しているだけでバッテリーサービスと合わせると月額料金がかなりかかりますね(笑)
新しいバッテリー交換ステーション2.0を更新
NIOはバッテリー交換ステーションのサービスを展開しています。
なんとこの施設に車を停めるだけで、自動で3分以内にバッテリーを交換してくれるそうです。
世界最速です。
今回、2.0にバージョンアップしたことで13個のバッテリーを収容できるようになりました。
1日あたり312回交換が可能です。
消費者の安心感を得るためにも、バッテリーステーションの設置は急務です。
ニーオ NIO 今後の株価はどーなる?
NIO DAYの大部分の内容は紹介できたと思います。
重要なことは、今後NIOの株価が上がるかどーかです。
NIOの株価はNIO DAYに向けて新高値を更新しました。
つまり、NIO DAYに向けて投資家の期待値が最大限に高まった状態です。
今回の発表は非常にいい内容だと思いましたが、投資家の心にどう響いたかはわかりません。
NIO DAY後の最初の市場(1月11日)を見守りたいです。
短期と長期でもみていきたいと思います。
短期

<設定>
日足
青:50日
RSIはデフォルトの設定です。
11日の反応次第といってもいいです。
寄りで下がりはじめたら、新規の方は待った方がいいと思います。
下がり切ってから買いましょう!
もし、あなたがNIOを保有していて、11日の株価が下がるようなら、買い増しでいいかなと個人的には思います。
新高値なので誰もが+で終わっていると思うので買い増しは比較的しやすいです。
僕は個人的に1月11日の株価は上がると思います。
理由は日足のRSIの低さです。
現在68.72でまだまだ上昇が期待できます。(2020/1/10時点)
過去は最高で88くらいまでいったことがあるので、上昇の余地は大きいと思います。
あくまでも個人が勝手に予想をしているだけです。
鵜呑みにはしないでくださいね。
長期
買い推奨
長期は買い推奨しかないと思います。
世界中でゼロエミッションが叫ばれていますし、NIOは月間の販売台数も伸ばしているのでまだまだ期待できます。
僕は2021年にNIOの株価は100$を超えると思っています。
ただ、財務状況が壊滅的なのとNASDAQ上場廃止リスクがゼロではないので多額の資金を入れるのは反対です。
お金が無くなってもいいやと思う気持ちで投資する銘柄だと思います。
マイナスのことも書きましたが、当然僕も少額ですが、NIOは保有しています。

出典:楽天証券
ダブルバガーくらいにはなって欲しいですね。
最後に・・・
- セダンeT7を発表
- NVIDIAのチップを採用
- 150kWh全個体電池を採用
- 自動運転システムNADを導入
- 新しいバッテリー交換ステーション2.0を更新
NIO DAYの振り返りをしましょう!
みなさんは今回のNIO DAYで驚いた内容はありましたか?
セダンの発表は事前で告知されていたので特に驚きはありませんでしたが、NVIDIAのチップを採用したのは度肝を抜かれました。
動画を視聴しているときに思わず声が出てしまうほど、興奮してしまいました(笑)
おまけ 今後の日本のEVについて
僕の意見なので流し見、程度でオッケーです。
日本で電気自動車は12月の北陸での立ち往生の事件で「EVってどうなの?」という意見がネット上を若干騒がせました。
世界で車を輸出していくためには、日本のEV市場はもっと活況になるべきだと思います。
EVは火力発電の電力を使うから、環境に本当にいいの?という意見もありますが、電力問題を気にしていたら世界で戦えるEV車が無くなってしまいます。
環境に悪いかもしれないという前提でEV車の開発を日本メーカーはして欲しいです。
日本が得意なHVではなく、完全なゼロエミッション車の開発をしてほしいです。
日本の基幹産業である自動車がバブル時代の半導体のように負けて欲しくないです。
それでは、また
全ての情報には、記事作成者のバイアスがかかっています。
当記事の情報を鵜呑みにせず、ご自身でも必ず調べてください。
よろしくお願いします。
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