この記事はモデルナの企業紹介、株価解説の記事です。
3分程度で読めます。
モデルナの株価が上がるかは、新型コロナウイルスのワクチン次第です。
業績ではなく、ワクチンの成功か失敗かに株価が上下しますので、ギャンブル要素が高い銘柄になっています。
ギャンブル要素は高いですが、ワクチンの成功にかけてみるのもおもしろいかもしれません。
- 業績は赤字拡大中
- 7月27日より、大規模治験開始
- ワクチンの成否は秋ごろの予定

モデルナ(MRNA)ってどんな会社?

モデルナはmRNAとよばれる遺伝情報をつかったワクチンの開発に力を注いでいるバイオテクノロジー企業です。
mRNAについて調べましたが、理解ができず、好き勝手にかくわけにはいかないので、下記をご覧ください
mRNAについて詳しく知りたい方はこちら
mRNAをつかった医薬品の完成品はまだなく、どの製品も臨床試験段階です。
医薬品をつくったことがないのはワクチン開発にとって痛手に感じる・・・
モデルナ(MRNA)のワクチン情報について

最新のワクチン情報では、7月28日に猿をつかった実験に成功しています。
その他の最新情報では、モデルナはコロナワクチンの開発でフェーズ3にはいったことを7月27日に報告しました。
フェーズ3では、実際にワクチンを使い大規模な患者に投与し、効果をみるそうです。
モデルナでは、30,000万人を対象とした試験を行い、秋ごろに発表されるそうです。
参照記事はこちらから
モデルナ(MRNA)の株価情報について(2020年7月29日)

ティッカーシンボル MRNA
セクター ヘルスケア
次回決算 2020年8月3?4日
市場 NASDAQ-100
配当 なし
現在の株価 81.49ドル
時価総額 30,251百万USD
ROE -32.8倍
ROA -26.1倍
PER ‐倍
PBR 18.5倍
自己資本比率 73.9%
まだ、比較的若い企業なので赤字なぶんROE、ROAはマイナスになります。
1年チャート

1年チャートをみると、新型コロナウイルスが世界中に蔓延しだした2月後半から3月上旬にかけて株価が上昇しています。
6月は下落しましたが、一気にまた上昇していますね。
モデルナ(MRNA)の年間売上推移
売上推移-600x360.png)
決算期 売上
2016 108
2017 206
2018 135
2019 60
単位(百万USD)
モデルナ(MRNA)の年間営業益推移
営業益推移-600x360.png)
決算期 営業益
2016 -224
2017 -269
2018 -413
2019 -546
単位(百万USD)
まとめ

業績は最悪です。
今は、材料のみで株価が上がり続けています。
ワクチンが成功すれば莫大な利益を株主も会社も手にいれることができますが、失敗したことも頭にいれておかないといけません。
僕は長期投資を推奨していますが、ポートフォリオの5%をモデルナのような企業で構成しています。
たまには、リスクをとってリターンを最大にしたいですね!
モデルナは、他社よりもワクチン開発が進んでいると個人的には思うので、なんとか完成させてほしいですね!
(追記)モデルナ(MRNA)ワクチンニュース
We just announced a supply agreement with the U.S. government for an initial 100 million doses of mRNA-1273, our vaccine candidate against COVID-19. Read more here: https://t.co/skd7iLdEW2 pic.twitter.com/JwZ7OD7EjO
— Moderna (@moderna_tx) August 11, 2020
和訳
COVID-19に対するワクチン候補であるmRNA-1273の初の1億回分について、米国政府との供給契約を発表しました。
追加ニュースです。
アメリカ政府がモデルナから1億回分(約15憶ドル)を取得することで合意したと発表しました。
モデルナの1回あたりの価格は、2回投与レジメンで1人あたり約30.15ドルになります。
ワクチン失敗のニュースが、モデルナの株価が下がります。
アメリカ政府と合意となると絶対に成功させなければいけません。
今後に、期待できます。
投資は自己責任でお願いします。