- 配当55年連続増配中
- インカムゲインのみを狙う気持ちで買おう
- 2021年の業績見通しは2020年よりもいい
- 第2Q決算は売上、営業利益ともに予想を下回る
- コカ・コーラに投資したいけど、業績がわからない
- コカ・コーラの配当金っていいの?
- コカ・コーラの会社内容について教えてほしい
そんな方の参考になると嬉しいです
この記事では、KOの業績や現在の最新決算第2四半期の決算についてわかりやすく紹介していきます。
KOは日本に住んでいてもイメージがつきやすいので、はじめての米国株にオススメの銘柄です。
株価情報から確認していきましょう!
コカ・コーラ (KO) 株価情報
市場:NYダウ
株価:50.03
業種:飲料
PER:23.6倍
PBR:12.3倍
収益性
ROE:51.5%
ROA:10%
2020年10月16日の情報です
1年チャート

コロナから株価が回復していませんね。
米国株でコロナの影響をより多く受けたレストランや航空はこのようなチャートが大半です。
10年チャート

長期投資で考える場合は、10年チャートでみていきましょう
コロナ直前で購入してしまった方以外は全員が利益を得ていますね。
非常に強い銘柄です。
コカ・コーラ (KO) ってどんな会社なの?

コカ・コーラをティッカーのKOで紹介していきます。
KOは、世界中でノンアルコール飲料を製造、販売をしています。
コカ・コーラ、ファンタ、スプライト、ミニッツメイド、ジョージアコーヒー、グラソーが有名飲料ですかね?
KOのビジネスモデルは、飲料の製造販売フランチャイズチェーンです。
コカ・コーラシステムと呼ばれる生産と流通システムを採用し、KOとフランチャイズ契約をしているボトラー社に製造と販売を行ってもらいます。
KO本体は、原液の製造と販売、商品開発、マーケティングに力をいれています。
コカ・コーラ (KO) の業績推移について
KOは、新型コロナウイルスの影響で2021年に業績の見通しは悪いです。
2020年はコロナにより多くの飲食店が時短営業、営業停止に追い込まれ、コーラ飲料が消費されませんでした。
コーラ飲料が世界中で飲まれなければ、業績の急激な改善は難しいです。
過去の業績と今の業績を比較して、今後コカ・コーラ (KO) が伸びるのか参考にして頂けると嬉しいです。
過去5年分の売上、営業利益、第2四半期決算を中心に取上げています。
年間の売上推移

データ一覧
決算期 | 売上 | 前期比 |
2015/12 | 44,294 | -3.70% |
2016/12 | 41,863 | -5.50% |
2017/12 | 35,410 | -15.40% |
2018/12 | 31,856 | -10.00% |
2019/12 | 37,266 | 17.00% |
単位:百万USD
2019年までの業績は、だんだんと業績が悪化しています。
2018年が特に売上が低いです。
全体でみると売上は縮小傾向にあるようです。
年間の営業利益推移

データ一覧
決算期 | 営業利益 | 前期比 |
2015/12 | 8,728 | -10.10% |
2016/12 | 8,626 | -1.20% |
2017/12 | 9,427 | 9.30% |
2018/12 | 9,781 | 3.80% |
2019/12 | 10,533 | 7.70% |
単位:百万USD
営業利益も過去5年と比べると業績が悪化しています
年間のEPS推移

出典 stockrow
EPSの推移はめちゃめちゃ大事です。
株価は、PER×EPSで求められます
EPSが急激に減ると株価は下がります。
2018年は業績悪化により大きく落ち込みましたが、2020年は元の年の水準に戻っています。
第2四半期決算の結果
まずは、結果からみていきましょう!
コカ・コーラの2Q決算は2020年7月21日に発表されました
予想:72.38憶$
結果:71.75億$
予想:20.17憶$
結果:19.8憶$
予想:40¢
結果:42¢
売上と営業利益が市場の予想を下回りました。
決算主義で投資をしている方は、売りですが配当金再投資で資産を増やしている方は引き続きホールドだと思います。
決算資料でジェームス・クインシCEOは、2021年の4-6月期は2020年の4-6月期と比べると改善すると明言しています。
コロナの関係もあるので業績の予想は非常に困難を極めます。
コカ・コーラ (KO) 配当金について

配当金まとめ | |
連続増配年数 | 55年 |
配当利回り | 3.30% |
配当性向 | 76.40% |
配当月 | 4,7,10,12月 |
55年で連続増配中は凄すぎます。
しかし、配当金性向が若干高めなのが気になります。
KOは株価の上昇は業績だけをみると低迷が予想されます。
ある程度の資産があれば配当金再投資をして資産を最大化していく手法がKOにはぴったりです。
減配の可能性は、ほぼないと思っています。
米国株の特徴として、配当金の減配は経営失敗の烙印を押されてしまします。
いくらコロナで業績が低迷しているからといって、配当金の減配はキャッシュを確認しても大丈夫かなと予想します。
外したらごめんなさい
フリーキャッシュフロー▼

出典:stockrow
コカ・コーラ (KO) チャート分析

<日足>
移動平均線
赤色:25日
黒色:50日
青色:200日
MACDとRSIはデフォルト設定です
tradingviewを使っています
普段は、短期と長期でわけて予想をしていますが、KOに限っては長期投資のみです。
長期投資はいつ買ってもいいと思っています。
まだ、コロナ前の株価には戻っていませんがゆっくりと株価は上昇しています。
KOはキャピタルゲインを狙う銘柄ではありません。
まとめ
KOの最大の魅力は配当金が長期にわたって増配していることです。
KOの業績予想は決して明るくはありませんが、長期的に資産をゆっくり増やしていくにはちょうどいい銘柄だと思っています。
しかし、KOの配当金再投資は、資産が3000万くらいないと充分なパフォーマンスを発揮しません。
もし、長期的にではなくリスクをとって短期的に資産を増やしたいならグロース株の方がオススメです。
それでは、また
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投資は自己責任でお願いします。