この記事はイーハン・ホールディングス【EH】の株価紹介の記事です。
- 中国のドローン企業に投資したい方はおすすめ
- 急激な株価上昇で超割高
- 毎四半期ごとの売上が50%を超える成長企業
- 第3四半期は売上、EPS共に予想を上回った
約、3分程度で読むことができます。
イーハンは中国企業ですが、NASDAQ市場に上場しているので当サイトでは【米国株】として紹介させて頂きます。
- 事業内容と業績推移が理解できる
- 株を購入するときの判断材料の一つになる
- 最新の決算情報を把握できる
まずは、株価情報からみていきましょう!
※2020年1月21日時点での情報です。
イーハン 【EH】 の株価情報
株価:73.900
市場:NASDAQ
セクター:資本財
業種:航空宇宙及び防衛
CEO:Huazhi Hu
PER:-倍
PBR:89.9倍
収益性
ROE:-29.4%
ROA:-15.9%
赤字なので収益性は気にしないでください。
売上の上昇が重要です。
1年チャート

出典:Seeking Alpha
1年で約4倍になっています。
2020年1月13日~1月21日の株価をみるとたった5日間で株価が94.58%上昇しています。
すごい株価上昇です。
米国株は夢がありますね。
イーハン 【EH】 ってどんな会社なの?
イーハンは自律型航空機(AAV)を販売する企業です。
AAVというとわかりにくいので「ドローン」にしますね。
2014年に設立され、中国の広州というところに本社があります。
イーハンのドローンは旅客輸送や物流のために開発されています。
デカいドローンを使って、人を運んだり、荷物を目的地まで運んでくれるわけですね。
もし、イーハンのドローンが大量生産されれば物流は大きく変わってくるに違いありません。
実際にどんな製品なのか見ていきましょう
EHANG 216

出典:EHANG HP
長さ:5.61M
高さ:1.76M
プロペラ:16枚
最高速度:130km
ペイロード:35kg
燃料:電力
飛行範囲:30~40km
飛行時間:25分
ペイロードとは?
輸送される荷物の最大積載量です。
2人乗りまで可能のようです。
世界中で有人飛行のテストを行っており、試験回数は1000回を超えます。
この航続距離ならビルとビルの間をスムーズに移動するくらいしか使えないですね。
完全自動運転のドローンの量産化はまだ、難しそうな印象を受けました。
一番の問題はバッテリーかなと思います。
車の自動化に比べ、空は障害物が少ないので5Gが整備されつつある中国なら問題なく目的地まで航空できるのではないかと思います。
高層ビルの火事を限定的に消化活動するなどの使い道も想定されています。
空中物流用のEH216LAAVも発表しています。
150リットルの消化泡と6つの消化器を搭載しています。
他にもファルコンBという小型のドローンも製造しています。

出典:EHANG HP
プロペラが凄いですね!
かっこいいです。
イーハン【EH】の決算情報
最新決算の第3四半期は2020年12月3日に発表されました。
予想:$8.1M
結果:$10.85M
前年同期比+104.3%
予想:$0.01
結果:$0.02
Q3/19:18台
Q3/20 :23台
売上:$9.27M
EPS:-$0.01
第3四半期は売上もEPSも予想を超えることができました。
過去の売上推移も見ていきましょう!
売上に関しては4回分全て予想を上回っています。
【2019Q4~2020Q3】

出典:Seeking Alpha
決算が非常に強い銘柄ですね。
EHnag216の販売台数も前年同期比を超えることができたので好調でした。
新型コロナウイルスの影響はほとんど受けていないですね。
今は、割高ですが下がったら買い向かいたいです。
イーハンのチャート分析

<設定>
日足
赤:50日
青:200日
RSIはデフォルト、MACDは3σまで表示しています。
短期
様子見推奨
もう、割高すぎて僕なら買えないです。
RSIも85を超えていて、かなり勇気がいると思います。
プラグパワー【PLUG】のようにいつ崩れてもおかしくないので高値づかみは苦しいです。
もし、投資をしたいのならあらかじめ損切りラインを決めておいた方がいいのかなと思います。
長期
買い推奨
テーマ性も成長性もイーハンにはあります。
将来、大型ドローンが販売されることで物流は一気に変わります。
2021年では想像もつきませんが、人に代わってドローンが配達をする未来もやってくるかもしれませんね。
最後に
- 中国のドローン企業に投資したい方はおすすめ
- 急激な株価上昇で超割高
- 毎四半期ごとの売上が50%を超える成長企業
- 第3四半期は売上、EPS共に予想を上回った
振り返りをしましょう
イーハンの成長企業で割高ですが、将来性は抜群です。
イーハンが割高ならAeroVironment (AVAV)やSony Corp(SNE)、Ambarella (AMBA)もあります。
ドローン全体に投資したいなら、eMAXIS Neoドローンという投信信託もあります。
ドローンというテーマは今後も資金が集中しますし、ねらい目です。
視野を広げるなら、ドローン用のカメラや5Gもいいのかなと思います。
みんなで爆益を目指しましょう!
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当記事の情報を鵜呑みにせず、ご自身でも必ず調べてください。
よろしくお願いします。
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