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BASE (4477) 株価がなぜ急落したのか理由を考察していく

BASE (4477) 株価がなぜ急落したのか理由を考察していく記事です。

 

BASEの株価が急落した理由
  • 売上の成長が鈍化しているため
  • 株式分割が好感されなかったため
  • 新型コロナウイルスの巣籠需要がピークに達したため
  • 海外機関投資家が増えたため
  • BASEの今後の業績が悪いため

 

BASEは2020年を象徴するような銘柄でした。

株価は2020年10月8日に3,448円のピークを叩き出したあと、株価は暴落しています。

2022年10月24日時点で248円を記録しています。

ピーク時の10分の1以下になってしまいました。

 

この記事を読むと何がわかるのか
  • BASEの株価がなぜ下落したのか把握できる
  • BASEの事業内容・業績が理解できる
  • BASEの今後の株価予想の参考になる

 

この記事にたどり着いた方はBASEのことについて知っていると思いますが、簡単に事業内容などをご紹介します!

記事内容は株をはじめたばかりの初心者さん向けです。

BASEは個人・小規模事業者向けにECプラットフォームを販売しています。

謳い文句は「ネットショップならBASE、無料で開設」で2020年に大きく株価が上昇した日本を代表するグロース銘柄です。

 

新型コロナウイルスの影響により巣籠需要が拡大したため、大きく業績を伸ばしました。

起業創業者は「鶴岡」氏で最も話題な経営者の一人です。

出典:BASE

ベースの事業アイデアは

一番大きなきっかけは大分で小売店を営んでいる母親がネットショップを始めたい

 というのがきっかけだったそうです。

米国の企業決済アプリを「PAYPAL」を作っているような感覚でベースを作ったそうです。

ベースは個人的にも思い入れのある企業なので、一日も早く株価が上がって欲しいです。

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BASEの株価が急落した理由はなぜか?

BASEの株価が急落した理由
  • 売上の成長が鈍化しているため
  • 株式分割が好感されなかったため
  • 新型コロナウイルスの巣籠需要がピークに達したため
  • 海外機関投資家が増えたため
  • BASEの今後の業績が悪いため

順番に考察していきます。

難しい言葉は使わず、わかりやすく考察していきます。

 

売上が鈍化している

出典:BASE

四半期ごとの売上推移を見て頂ければ、一目瞭然ですが、2020年の新型コロナウイルス蔓延のときの売上を超えていません。

BASEのようなグロース企業は売上が上がり続けることが重要です。

売上の鈍化ではコロナのときの株価を維持できません。

さらに、コロナ蔓延時と比較をすると、グロース企業の風当たりは強いです。

コロナのときと株価を比較すると株価は10分の1になっているが、売上は変わっていない・・・。相場観が変われば、上昇の見込みが期待できるかもしれない

独り言です😁

株式分割が好感されなかった

 

BASEは2021年3月31日に株式分割を発表し、1株につき5株の割合にしました。

株式数も増加し、短期的には株価が上昇しましたが、その後、下落していることがわかります。

株式分割には株を買いやすくなり、流動性が高まるというメリットがあります。

しかし、流動性が上がることで需給が悪化します。

必ず、株式分割で株価があがるとは限りません。

 

 

新型コロナウイルスの巣籠需要がピークに達したため

ベースはコロナを象徴した銘柄でした。

コロナで急速にインターネット普及した関係で、その渦中にいたベースは株価が一気に爆発しました。

さらに、現在は米国が金融引き締めの最中です。

日本の株式市場は、アメリカに影響されます。

NASDAQが下落するなか、ベースのようなグロース株も影響されるので株価は上がりにくいです。

 

 

海外の機関投資家が増加したため

出典:BASE

 

新株発行のため、海外機関投資家が増加しています。

国内の機関投資家を合わせるとBASEの株式は機関投資家で64%を占めます。

個人投資家の集団も力を最近つけていますが、機関投資家には勝てません。

ゴールドマンサックス・モルガンスタンレーなどの主要機関投資家が買いに転じないとBASEの株価は上がりません。

 

 

BASEの今後の業績が悪いため

出典:株探

赤字転落はもちろんダメですが、売上が鈍化しています。

グロース株は売上の上昇が命です。

企業を支える元となる「売上」ガソリンが足りていないのでその他の数字もよくなりません。

YOY(前年同月比)+50%は死守していく必要があると個人的には思っています。

 

営業損益の方はベースにとって計画どおり進行しています。

ベースは2025年の黒字を目指す方針に変わりはないようです。

営業赤字が続いても、キャッシュさえ潤沢にあれば問題ありません。

企業が潰れるときはキャッシュ不足したときです。

 

BASEの今後の株価予想はどーなる?

出典:株探

今後の株価を予想してみたいと思います。

短期と長期で考えます。

あくまでも個人の意見なので参考程度でお願いします。
投資は自己責任です。

 

 

短期

短期は様子見推奨です。

しかし、非常に面白い銘柄だと思っています。

ベースのようなグロース株に資金がはいるようなら、買いを検討してもいいかなと思っています。

長期

買いたいけど、あとひと押し!

理由は2点です。

  • 今後の黒字見込みが今のところ決算書にはっきり書かれている
  • 株価が非常に安く、業績が拡大したときに期待できるかも

 

ベースの株価はめちゃくちゃ安いです。

200円代です。

長期で持つならと検討してしまう値段です。

ピークのときに比べて株価が10分の1になっているのに、売上はピーク時と変わっていないというのが、正直惹かれます。

 

 

 最後に

BASEの株価が急落した理由
  • 売上の成長が鈍化しているため
  • 株式分割が好感されなかったため
  • 新型コロナウイルスの巣籠需要がピークに達したため
  • 海外機関投資家が増えたため
  • BASEの今後の業績が悪いため

 

今回はBASEのことをあまりよく書いていませんが、はじめてBASEの事業内容と業績がみたときは震えが止まりませんでした。

日本企業からユニコーン企業がついに出てくる!と感じました。

ですので、このまま終わって欲しくはありません。

個人ビジネスが加速している中、先行投資が終われば、再び成長すると確信しています。

それでは、また

 

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ABOUT ME
kei
個人投資家7年目の27歳です。日本株・米国株が大好きなただの株好きです。

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