この記事は、アンリツの業績や株価について解説していきます。
アンリツの株価予想について知りたい
アンリツがどんな事業を行っているか知りたい
そんな方の参考になると嬉しいです。
株価予想
短期 カイリ率が少ないので上昇の可能性あり
長期 業績の成長スピードが今期決算なみだと上昇の可能性あり
主力事業の計測事業が好調
5G端末開発向け計測器がとくに好調
売上前年比 +10.6
営業益前年比 +90.0
EPS +98.4

アンリツの事業について解説

アンリツは、安中電機製作所と共立電機が合併して1931年に誕生しました。
アンリツは、5G銘柄として注目が集まっています。
5Gの計測器や5Gの端末規格適合試験システムが有名な主力製品です。
アンリツは計測事業、PQA事業の2つが主な事業です。
下記画像が、事業部ごとの売上です。
参照 アンリツ
計測事業が7割以上を占めています。
今回は、主力の計測事業に注目していきたいと思います。
計測事業について
モバイル端末からネットワークインフラ、電子部品まで、ユーザーの快適なサービスやアプリケーションの利用を支える計測ソリューションをグローバルに展開しています。
アンリツの計測事業は主に3分野に分かれています。
- モバイル
- ネットワークインフラ
- エレクトロニクス
下記画像がそれぞれのシェアです。
参照 アンリツ
その中でもモバイルが圧倒的にシェアを占めていますね
このモバイル事業について詳しくみていきましょう。
モバイル事業
新しいスマートフォン発売されるときに検証でアンリツの製品を使ったり、大手キャリアがアンリツの計測器を導入しています。
主な製品
- シグナリングテスタ
- ラジオコミュニケーション・アナライザ
5G導入により、アンリツの計測器が売れているんだね
モバイル事業が2020年決算ではとくに好調であったため、計測事業の業績が大幅に成長しました。
計測事業の業績をまとめてみました
2019年第1Q
売上収益: 173憶1500万
営業収益: 27憶6100万
2020年第1Q
売上収益: 192憶2600万
営業収益: 49憶4600万
参考 アンリツ
営業収益は+79.1%増とかなりの高成長を記録しました。

アンリツの株価情報について

アンリツの数値についてみていきましょう
市場 東証1部
株価 2,487
業種 電気機器
単位 100
時価総額 3,339憶円
PER 25.3
PBR 3.59
収益性
ROE 14.18倍
ROA 10.41倍

1年チャート

1年チャートをみると新型コロナウイルスが蔓延した2020年3月ごろは株価は急落していますが、その後順調に株価が伸びています。
10年チャート
10年チャートをみると底を経験した後に一気に伸びていますね。
アンリツ年間の売上推移

決算期 売上
2017 87,638
2018 85,967
2019 99,659
2020 107,023
2021 110,000
単位(百万)
売上は順調に伸びていますね。
2021年は、もう少し成長率を期待したいですね
アンリツの年間の営業益推移

決算期 営業益
2017 4,234
2018 4,912
2019 11,246
2020 17,413
2021 17,500
単位(百万)
営業益も売上と同じく伸びていますね
四半期ごとの決算
出典 株探
全ての数値が+で企業が成長しています。
特に営業益の+90%と修正1株益+98.4の数値が素晴らしいです。
修正1株益とはEPSといい、株式界隈では重要な数字になっています。
+であればあるほど、株価上昇につながります。
詳しくは下記記事より詳しく解説しています。

アンリツの財務状況
出典 株探
財務状況は問題ありません。
基本的に自己資本比率が50%を超えていれば問題ありません。
まとめ

これから5Gの携帯がどんどん発売されていくので、アンリツの計測器の需要は上がっていくと思います。
まだ、5G携帯ってもっている方が少ないですが、世界のappleが5G の携帯を発売すると一気に5Gの需要があがってくると考えています。
5G関連の株では、アンリツが個人的には1位と思っているので今後の株価の伸びに期待したいですね。
投資は自己責任でお願いします。